atoiuma’s blog

人生あっという間。マイペースにおもしろく。

ホップ、ステップ、骨折

Happy New Year! 2023年がやってきた。

 

なのだが、全く実感が湧かない。年末から2週間ほど海外をフラフラしておりようやく先日喘息発動しながら帰国したばかりだ。毎日何かしらトラブルがあってヘトヘトだったので、今は最低限の労働をこなしつつぐったりしている。いやあ、日本っていいすね。だいたい海外から帰ってくると退屈したり気持ちが落ちたりするんだけど、今回は逆。日本ナイス!快適だね静かだねon timeだねご飯おいしいね!自分の中で日本の位置がだいぶ上がっている。とても珍しい。

 

旅の模様はまた次回に書くとしよう。この旅の終了をもって自分の中での2022年が終わった感覚があるので、ちょっと遅いけどここで2022年がどんな1年だったかまとめていきたい。

 

結論から言うと、あまり良くない1年だった。

 

膝折れた

2020年、2021年は良い感じに過ごせたのだけど、3年目にしてコケた。ホップ、ステップ、骨折。ジャンプできなかった。変化の年になる予想はしてたのだけど、悪い方に転がるとは思わなかった。

 

ホップ、ステップと良い感じだった2年間はこちら。

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具体的に何が起きたかというと、「労働環境の悪化」と「海外旅行解禁」によるシステムの崩壊だ。

 

withコロナ時代、世界のあちこちで大変なことになったわけだけど、私には幸い大きなダメージはなく、むしろ居心地の良い生活を作る重要な実験時間となった。今では当たり前になった4時起きの生活、毎日労働もコロナ後に作り上げたシステムだ。就職して生きていくのがスタンダードだしそっちの方が収入もあってお得なんだろうけど、散々就活してあちこちにI love youして振られまくったのでもうだめだ、女性不信だ、もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対なんて言わないよ絶対。そんな中で投げやりになりつつ部分点をかき集めるようにしてみたら意外に機能して、日々アップデートして改良していったのがここ数年の流れ。

 

その作業が、ある程度2021で完成した。もう伸び代はなさそうだ。なのでこれ以上を目指すなら大きく生活を変える必要がある。そう思っていた2022年、労働環境が悪化した。絶妙なバランスで設定されていた仕事のいくつかが経営悪化で吹き飛んだり、給料は固定のまま労働量だけが3割近く増えたりした。ひえー。さらに、待望の海外旅行解禁だ。2022年は5月と9月、そして年末の3回も海外旅行に出かけた。コロナ禍でのシステム生活でじわじわお金は貯金していたので、えいや!と。海外旅行はやっぱり楽しかった。私の人生に海外は欠かせないと再確認。ただ、コロナ禍で海外に行けない世界前提でシステムを作ってきたので、長期休暇で海外に行くとなると土日祝日労働の継続が難しくなってくる。土日祝日の労働は普段から出勤数が少ないのでもらえる有給も少ないのだ。

 

といった感じで、作り上げてきたシステムが崩壊していった。まあしょうがない。だったら新しいシステムを再構築しよう。生活をアップデートしよう。ところがこの作業が全くうまくいかなかった。どん詰まり。やる気はなくはないんだけど、形にならない。具体的な次の案も浮かばない。エネルギーの行き先が見つからず消化不良感を抱えたまま、気づいたらもう年末だったよコンチクショウこのままじゃ終わらせねえ日本にいても退屈だから海外じゃ!ってことで年末の休みを利用してフラフラしてきたのでした。そしたらトラブル頻発。書類無くしたり、空港で名前を3回くらい呼ばれたり、出発時間の3分前にギリギリ搭乗したり、マニラの空港がダウンしたり、喘息発動したりと大忙し。上手くいかなかった2022を象徴するような素敵な旅になった、ゴホゴホ。

 

仕事以外もよろしくなかった

大学はとりあえず留年することなく進んではいるが既にやる気はなく、単位をいくつかこぼし始めてもいる。タイ語の勉強熱もすっかり冷めてしまい、スクールはやめてしまった。仮想通貨面白そうだなと思って大して勉強もせず買ってみたら急激に価格が落ちてcrypto死す状態になったり、ストレスからの暴食が原因でぶくぶく太ってきたりもしている。仕事以外も全くもって流れが悪い。ちきしょう。

 

2023年はどうするのか

年末近くになって始めたことが2つある。ひとつはインドネシア語、もうひとつは筋トレだ。インドネシア語は単純に2年前に買った教材を使わないままにしておくのは勿体無いし、インドネシアも好きだから勉強しようくらいの軽いノリ。1ヶ月ほど軽く勉強したら、ちゃんと現地で通用した。楽しかったのでもうちょっと続けてみたい。語学って楽しい。

 

筋トレに関しては、懸垂をサクサクできるようになりたいというただそれだけ。これも結構楽しい。全然出来なくて笑えるけど、でも着実に向上してるのがわかるので日々が楽しくなる。続けていきたい。

 

2023年はブログももう少し書いていきたい。せっかくお金を払っているわけだし、最低でも月に2本くらいの更新を目安に。

 

あとは、そろそろ東南アジア放浪もお腹いっぱいになってきたので、ここいらで前から行きたかったメキシコに行ってやろうかと考えている。アメリカにも行ったことがないので、成田ーロス、そしてメキシコに行けたら楽しそうだなあと。となると、スペイン語をやる必要がある。面白そうだ!東南アジアと比べると費用がかかるし、ちょっとビビってもいるのだけど、やりたいことを先送りにしている間に病になったり命を落としてしまったら勿体無い。悔いのない人生なんて無理だとわかった上で、できるだけ納得感のある人生を。2019年以来新しい国を訪れてないのも寂しいし、行けたら嬉しい。最近円安が落ち着いてきてるけどどうかその調子で。1ドル150円とかやめてくれ。

 

やりたいことはそれくらい。具体的な仕事のことに関してはわからない。現状はよろしくないので何かしらのアップデートが必要なのだが、何をどうすれば良いのかがはっきりしない。とりあえず大学は留年せずに卒業に向けて食らいつき、筋トレで最低限の健康を維持し、ちょこちょこ勉強したりお金を稼ぎながら次の何かが見つかればいいかなと。うーん、これは停滞の匂いがする。。。2023年、ハードな1年になりそう。。。消化不良は避けたいでござる。

 

まあ旅も終わったことだし喘息も発動中なので、しばらくは大学、読書、ブログなど地味なインドア生活をして体調を整えていこう。phaさんの本、面白い。

 

良い1年になりますように。

生きることに疲れたらパタヤへ避難しよう

ようやく大学の3学期が終わったなあと思ったらあっという間にクリスマスがやってきて、そして2022年も終わる。早い。引きこもっていた時は何をしても時間が進まず、1ヶ月が3ヶ月くらいに感じていた時代が懐かしい。社会に出て歳をとると、バンバンスピードは加速していく。人生100年時代とはいうけれど、やっぱりあっという間。

 

というわけで既に年末なのだが、9月に行ったタイ旅行(今年2回目)を記録しておこう。もう記憶があやふやだけど、マイペンライ

 

前回の記録。(今年1回目)

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前回は特に人にも会わず大きく移動もせずダラダラしていたのだけど、今回はもうちょっとパキッとした旅になった。友人にもモリモリ会ったし、バンコクだけじゃなくパタヤプーケットにも行った。やっぱり人に会ったり移動した方が豊かな旅になる。

 

まず、プーケット。名前だけはよく聞くが、一度も行ったことがなかった。何やら欧米人がたくさんいてビーチでenjoyしてるらしい。そういうものにあまり関心がないし、何より一人で行く場所じゃないからずっと避けていたのだけど、一緒に行く人が見つかったので行ってみることにした。行ける時に行け。

 

といっても、訪れた場所はビーチではなくオールドタウンというエリア。見た感じペナン島に近い雰囲気で、あちこちの壁にアートが描かれている。中華の雰囲気。

 

基本的には食べ歩き的な楽しみ方らしい。そこで評判の良い店に突撃。

 

ここのミルクティーがど濃厚で痺れた。うまい!思わず店員さんにも声かける。そんなこと日本ではまずしないが、タイの解放的な空気とあまりの旨さにご機嫌だ。向こうもニコニコ、私もニコニコ。幸せな時間だ。

ちょこっと乗ってるお菓子も美味しい。

 

去年か今年か、松屋で期間限定発売されていたマッサマンカレーが美味しかったのだが、あれはタイ南部の料理。プーケット=南部。はい食べましょうそうしましょう。

あー、ちょっと違うな。。。松屋の日本人向けにアレンジされた方が好み。

 

2泊しかしなかったのでそんなに時間はなかったのだが、あまりに美味しかったので夜に再訪した。

 

入店してしばらくすると、隣に欧米人の30代くらいのカップルがやってきた。何やらチラチラとこっちを見てくる。なんだなんだ、アジア人差別か?と思ったが、ネガティブなオーラは感じない。まあいいや、気にしない気にしない。連れと日本語、英語、タイ語をごちゃ混ぜにしながらあーだこーだしゃべったり動画撮影したりした。昼はミルクティーが美味かったが、夜はサテが美味い。サテってインドネシア料理だった気がするがまあいいか。

お会計。すると、先ほどの欧米人カップルの男性の方が、私の目を見てにっこりと満面の笑み。思わずこっちも笑顔で返すが、なんだこれは!連れに聞いてみると、「そんなの決まってんじゃん。あんたがベラベラ喋りながらオーバーリアクションしまくってたからだよ」だと。なんと!動画も撮っていたのでそれを見せてもらったら、確かに普段の自分とは思えないテンションであーだこーだしゃべって体を動かしている。なんてイキイキしているんだ!これが外国モードの俺か!どうりで楽しいわけだ!その後もあちこち食べ歩きしながらアロハシャツ買ったりプールで泳いだりした。ビーチ方面はわからないが、オールドタウンは街歩きが楽しいし人もそんなにいないからゆったりするのに良かった。

学生のサークル活動みたいな店。

今回訪れた時は、たまたまギンジェーが行われていた。野菜を食う週間のこと。

 

関羽

 

さて、ついつい長くなってしまった。。。メインはパタヤなのだ。

パタヤパタヤは5月のタイ旅行でも訪れたのだが、帰国時に必要な陰性証明書を手に入れるためすぐにバンコクに戻ってしまったので何もしてない。悔しいのでリベンジだ。なお、今回はパタヤを愛している旅仲間とたまたまスケジュールが重なったので共に行動した。

 

結論から書くと、パタヤはとても快適な場所だった。ちょっと驚いた。あまりに快適なので予定より2日間延泊してしまったくらいだ。何がいいか。

 

まず、人が少ない。朝ホテルを出て食堂に向かう道も、デパートに遊びに行く道も、いつも空いていた。人混みが苦手な私にとってこれは嬉しいポイントだった(今は中国人が押し寄せてきてないからという話も聞いた)パタヤを経験すると、バンコクの人や車の量にうんざりする。

 

次に、ローカルな人たちと繋がりやすい。空いてる食堂に毎日通うと自然と関係が発生するし、床屋に行ったら面白い話が色々聞けた。食堂で一緒だったタイ人客とたまたまターミナル21で再会したら飯を一緒に食おうと誘われたりもした。こっちが勝手に思ってるだけかもしれないが、繋がりを感じる。そうすると、また訪れたくなる。もちろんこういう関係はどこでも発生するわけだけど、私みたいにコミュニケーションに積極的でない人間も受け入れてもらえる温かみはパタヤの良さかなと。バンコクでそんな経験はほとんどない。

なぜだか知らないが、ピセート(大盛り)を注文したら笑われた。

 

そして、ソンテウという素晴らしい乗り物。山手線のようにぐるぐると決まったところを回り続けている乗合バスみたいなもので、10バーツ(40円)なのでお気軽に乗れる。降りたいときはブザーを鳴らせばどこでも下ろしてくれるのも嬉しい。お客は韓国人の学生の集団から夜の街のお姉さんたちパタヤ在住だと思われる高齢の欧米人たちなど多種多様だ。面白いのは、この狭い車内でコミュニケーションが発生することだ。ある時は目の前のおばちゃんが「汗拭きなさい」と大量のティッシュをくれた。またある時は、乗客それぞれが「私はシンガポール人よ」「俺たちはイランからきた」「俺はアメリカ出身のサーフィン野郎だ!へへ」みたいな感じで自己紹介を始めたりもした。何だこの空間は。また、日本の電車でよくある2席分を1人で占領する座り方なんてものはここにはない。乗客が乗ってきたらみんなすっと席を詰める。それは老若男女に見られるもので、若い女性でも全然抵抗なくやってくるのは少し驚いた。日本の電車だと女性の隣に座ることは抵抗があるんだけど、ここではそんなこと一切お構いなし。いいから詰めろよ、ここは公共空間だろ!そんな雰囲気がある。慣れてくると清々しくなってくる。

 

もちろんパタヤといえば夜の街。ウォーキングストリートなどあちこちに遊び場がある。旅仲間がそっちの方面に詳しかったので社会科見学ツアーを組んでもらった。道の両端に大量の女性がいて声をかけてきたり腕を引っ張ってくる空間はあまりに非日常でどう振舞っていいのかわからない。しかし彼は慣れたもので、ニコニコしながら幸せそうに歩いていた。店に入って飲んだりもしたが、彼は日本にいる時には一度も見せたことがない緩み切った顔でニヤニヤしており、大変面白かった。

 

最後に、地味に良かったのがプールのある生活だ。元々泳ぐのは好きなんだけど、日本だと体育館に行く必要があるし、帽子を被れだのスマホは持ち込むなだの、何とアップルウォッチまで禁止されてたりする不自由さ。ところがパタヤのホテルプールではそんなことを気にしなくて良い。入りたくなったらすぐに着替えて下に降りればいいだけ。スマホで自撮りも出来るし、欧米人は大体周りのベンチに座って日向ぼっこしたり本を読んでいるのでプール独占だ。もちろん日本の体育館プールよりサイズは小さいが、逆に25メートルに縛られない体験が出来て新鮮だった。泳ぎたいように泳げばいいし、泳いだ距離なんて測らなくてもいいのだ。ああ、自由!とにかくこのプールが快適で、毎日泳いでいた。多い日は1日3回泳いだこともあった(何しに来たんだよ)。プールのある生活、良い。ステータスとしてではなく、実際に快適な生活を送れそう。パタヤコンドミニアムにはプール、ジムつきが結構あるようなので、ここに住めたら人生楽しそう。

 

まとめ

今回のタイ旅でパタヤという新しい居場所が発見できて良かった。生きることがしんどくなったら一度日本から離脱して、あったかいタイへ。バンコクももちろんいいけど、人の少ないパタヤでのんびり泳いで整えるのもありよ。

焼肉サブスクを1ヶ月やってみた感想

焼肉サブスク。なんて甘美な響きなんだ!音楽じゃない、映像じゃない、焼肉のサブスクだ。月額払ったら毎日焼肉を食べれるなんて、こんな夢のような話があるだろうか。男子たるもの、一生に一度はやってみたい毎日焼肉、いつやるの、今でしょ!さあ飛び込め!

 

今回試したのは、焼肉ライクの「焼肉フィットネス」だ。お試しじゃなく通常プランを選んだので月額14,080円で毎日焼肉が食べれる。土日も休まず毎日欠かさず通う予定なので、30で割るとおよそ470円。470円で焼肉セットが食べれるなんて素晴らしい!

www.yakiniku-like.com

 

では、実際どうだったのか。ざっくり振り返ってみよう。

直前

ワクワクだ。毎日ジュージュー焼肉なんて夢みたいだ。ご飯、スープ、キムチ、生卵もおかわり無料だから肉を食べ切った後も楽しいぞ。焼肉のタレをぶっかけた卵かけご飯とか良さげだ!野菜も貴重な栄養素なので辛いのダメだけどキムチも食べよう。元を取れ!うひひ。

序盤

焼肉セットは3種類から選べる。レバーは苦手だから、低脂肪の鶏肉コースとロカボのハラミ云々コースだな。美味しい美味しい。ジムで体を鍛えている人向けのサービスだからカルビのような脂系はないんだけど、いいよいいよ。焼肉のタレも種類が豊富にあっていい感じ。通うの楽しい。店員さんも毎度いろんな人がいて人によって接客違うなあとか見てるのも楽しい。

中盤

だんだん感謝の気持ちが失せてきた。確かに焼肉なんだけど、お祝い事があった日の焼肉とは違うレベルの肉だ。「うわ、うっめええええ」レベルではもちろんない。タンパク質摂取のための塊に思えてきた。いや、そもそもこのサブスクの名前は「焼肉フィットネス」であり、トレーニングした体に焼肉で栄養を摂取しよう!がコンセプトなんだからその感想で正解なんだけど。だんだん店にいくのが億劫になってきたが気のせいだろう。あれ、なんかお腹も痛くなってきたぞ。

終盤

店に行くのがとにかく面倒臭い。点火する作業を4日に1回くらいミスるんだけど、その度に店員さんにhelpしてもらうのが気まずくて疲れる。肉を焼くのがめんどくさい。食べても感情が動かない。そしてお腹が痛い。肉って毎日欠かさず食い続けると腹にくるのか知らなかった。

最終日

お疲れ様でした。達成感と解放感!

 

こんな感じ。

 

基本的に序盤の1週間ほどは順調だった。友人たちからは「飽きない?w」とか言われたけど、いやいやまだまだ嬉しいよって。元々毎日同じものを食べるということに抵抗は薄いタイプで、日常的に食べるものは大体決まっている。それもあって楽しく取り組めた。ご飯のサイズも大盛り+小盛がちょうどいいな、とか、生卵は2個だな、とか自分の中で適切なサイズ感を探り当てていくのも楽しくて、通うほど発見があった。にっこりだ。

 

それがだんだん崩れてきたのが、2週間が経過したあたりだろうか。お腹が痛くなってきたのである。もちろんお店の肉が悪いという意味ではない(それだったら序盤からお腹を壊してるはずなので)。焼くことがめんどくさくなってきたので十分焼けてないままに食べてたりしてたからだろう。あるいは私の腸の問題かもしれない。いずれにしても、腹痛が発生するようになる。テンション下がる。また、焼肉というイベントが日常化され、それどころか作業になってきた感じが出てくる。にっこりがなくなる。

 

そして、最後の1週間ほどは、もうただの仕事。毎日行くと決めたから行くのだが、店に行くこと自体が億劫でしょうがない。もう楽しいイベントでは無くなってしまったので早く済ませたいと思い、お肉を中心に食べる。ご飯のオーダーは辞めてしまった。まあそっちの方がダイエットや筋肉アップにはいいのかもしれない。ああ、蕎麦食べたいなあ、寿司食べたいなあとか言い出す。早く終われよと祈り出す。

 

そして最終日は解放感と達成感に満ち溢れる。お疲れハッピーフリーダム!

 

正直にいうと、ハッピーな気持ちで終わると思っていた。さっきも書いたけれど、比較的同じものを食べる日常に抵抗がないタイプなので、焼肉1ヶ月はいけると踏んでいた。しかし、現実は厳しかった。肉を食べるということだけでなく「店に行く」という作業も非常に億劫になるというのは発見だった。毎日労働してるので毎日何かをするとかどこかに行くということはそんなに苦じゃないと思っていたのだけど、店に行くのははっきりとストレスになっていた。

 

ちなみに、このプロジェクトを開始した時、そしてその過程において、誰からも「いいね!」「羨ましい!」と言われなかったのは面白い。毎日焼肉だぜ!?魅力的じゃん!でも、友人が言っていたのは「絶対飽きるよそれ」「焼肉はたまに美味しいものを食べるからいいんだよ」という非常に大人な意見で、そんなのやってみないとわかんねえじゃねえか!と息巻いたわけだけど、彼らが正しかった。チキショウ。

 

ただ、もう一度言っておくと、この焼肉サブスクは「ジムで体を鍛えてる人たち向け」である。美味しさがメインじゃないのだ。そこはちゃんと押さえておかないといけない。「毎日焼肉?!ヒャッホー天国じゃんやるしかないね!」とかはしゃいでいた私が間違っていた。

 

まとめ

私のように毎日焼肉という言葉にテンションあがっちゃう人はやめておいた方が良さげ。期待値が無駄に上がりすぎて色々大変だと思う。一方で、本来のターゲット通り、日々トレーニングに励んでおり焼肉を毎日食べながらボディメイクをしたい人、料理がかったるい人なんかはやってみたらいいかもしれない。

 

p.s. 体重は2キロ落ちました。

インドネシア語、はじめました

ああ、懐かしいインドネシア。。。

 

だいぶ久しぶりの投稿。本当は9月に行った今年2回目のタイの旅とか、iphoneを1円で買った話とか、システムが崩壊した話とか色々書きたいことはあるのだけど、本当に久しぶりすぎて書き方や文体をすっかり忘れてしまい再起動の負荷が高すぎてついつい先送りしてしまった。気づけば前回の投稿から4ヶ月が経過。。。徐々にリハビリしていきたい。せっかくお金払ってることだし。

 

というわけで、リハビリ1発目。

 

インドネシア語、はじめました。

 

なんで?タイ語やってたんじゃなかったの?

 

いくつかあるのだけど、一番大きな理由は、元取りたいから!2020年にせっかく39800円も払って申し込んだジャパネシアの講座の元を取りたいから!

 

japanesia.net

 

すっかり忘れていたのだが、2020年コロナ元年にあれこれ始めたくなった私は、大学やタイ語だけでなくインドネシア語にもトライしていたのだった!思い切って申し込んだは良いものの、めんどくさくなったのかなんなのか、すぐに放り出してしまった。なんということだ、39800円返せ過去の俺!そのお金でウルトラワイドモニター欲しい!nitendo switch欲しい!最強ノイキャンのbose quietcomfort earbuds2欲しい!チキショウ!

 

今更悔やんでもお金は戻ってこない。もちろんジャパネシアが悪いわけではない。というか、ジャパネシアの教材が良いかどうかのチェックすらしてないレベルで放り投げちゃってるわけだからどうしようもない。あーどうしようもない!

 

じゃあどうするのよ。やるしかないっしょ!元を取れ!39800円以上の価値を身につけろ!

 

インドネシア語は世界一優しい言語と言われている。加えて、まだ一度しか訪れてないが、微笑みの国と呼ばれているタイランドよりもフレンドリーな人たちで楽しかった記憶がある(パスポート失くしたりもしたけれど、私は元気です)。ぜひ再訪してジャカルタ、バリ島以外にもいろんなところに行ってみたい。よし、学ぶ価値、アリだ!

 

というわけで、改めて、

 

インドネシア語、はじめました。

 

terima kasihhhhhhh. Hati hati ya!

2年半ぶりに海外(タイ)に行ってきたら元気になった

ようやくこの時がやってきた!

 

コロナ禍になって3年目くらいだっけか。長かったような短かったような。2020年3月に書いたブログを見ると、当時は息苦しかったなあと思い出す。まさかこの時にはロシアのウクライナ侵攻が起こるなんて思っても見なかった。

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とりあえず私は自分のできる予防策を実行しながら、マイペースに楽しくやっていこうと思う。もちろん当たり前だけど、サバイブする気満々だ。今はコロナちゃんが収束した後、いかに快適に旅に出れるかを考えている。ダイエットとかタイ語習得とかお金集めとか。やることはたくさんあるんだ。トイレットペーパーのために並んでいる場合じゃない。

 

当然こんなことを書いたなんて忘れていたわけだけど、ダイエット以外は現実になった。マイペースに毎日労働始めたり、タイ語検定4級受かったり、大学入学したり、お金もじわじわ貯めた。積み立てニーサなんかも始めたりして。

 

そして、ついに、2年半ぶりにタイに行ってきたのだった。やったぜ!

 

まずは屋台探し

いつもはゲストハウスに泊まるのだが、今回はコロナもあるのでホテル宿泊。贅沢だ。場所もアクセスの良いアソークにした。ここならmrt,btsどちらも使えるし空港からも遠くない。愛してやまないターミナル21もあるし、文句なしだ。

 

タイ旅行の面白みの一つに、屋台発掘作業がある。屋台はレストランと違ってGoogleマップに表示されないので、どこに何の屋台があるのかは自分の足で歩いて発掘する必要がある。これが楽しい。探す食べ物は、カオマンガイ(チキンライス)とムーピン(豚串)withカオニャオ(もち米)。辛いものが食べられない私でも食べられる愛すべきタイフード。だいたいカオマンガイは40バーツ、ムーピンは10バーツ、カオニャオは5バーツ(1バーツはざっくり4円。円安恐ろしい!)。アソークは主要駅なのでチェーン店メインで屋台はないかなと思ったが、ちゃんとあった。

 

カオマンガイはこの黒い甘ダレがあって完成するものだと思っている。ところが、日本のタイ料理屋ではついてこないことが多い。だいたい辛いソースで、甘いものがあったとしてもこの黒ダレとは違った味がする。なぜだ!需要ないのか!絶対美味しいから日本のタイ料理店さん用意してくださいお願いします。

 

タイ語を試してみよう

今回のタイ旅行がいつもと大きく違うところは、私が少しだけタイ語を使えるようになっている点だ。一応タイ語の先生には通じてはいるものの、彼女は日本語を話せるし日本人のタイ発音にも慣れているから甘めの採点になっている可能性がある。私がタイ語を学んだそもそもの理由は、英語が通じないことの多い屋台のスタッフやローカルなタイ人とも交流を図るためだった(忘れてたけど)。コロナ禍になってから学び始めたタイ語が現地でどれだけ通用するか、いざ勝負だ!

 

色々試してみた。空港でトイレの場所を聞いてみたり、屋台で注文してみたり、ローカルタクシーに行き先を告げてみたり(いつもはgrabを使っているので新鮮だった)、電話でマッサージの予約をしてみたり、床屋に入って会話にチャレンジしたり。結果、こちらの言ってることはほぼ相手に通じた。発音が難しいと言われるタイ語だが、とりあえず合格だ。やったぜ!ただ、問題はリスニングだった。こっちがタイ語で話しかけると当然向こうもタイ語で返してくるのだが、速くて何を言ってるのかわからん。うーん、悔しい!リスニングが弱点なのはタイ語検定の結果からもはっきりわかることなので、次のタイ訪問までになんとかしておきたい。

 

ちなみに、タイ文字にはフォントがたくさんあり、種類によっては標準フォントと全く違う見た目になる。上に貼り付けたトイレの写真、ホングナームのフォントはトイレの絵があるからなんとか読めるけど、いきなり提示されたら読めない。

右がスタンダード、左が街でよく見かけるやつ。読めない。。。フォント違いの域を超えて別言語の文字にすら見えてくる。。。タイ語を使いこなすにはまだまだ修行が足らないぜ。

 

タイに来ると解放的になりよく眠れる

今回のタイ訪問、最初は人にバンバン会う予定だったけれど、だんだん量が増えてスケジュール調整がかったるくなり「ふざけんな、これじゃ仕事じゃねえか!」ということでほぼキャンセル。特に大きな目的もなくバンコク、アユタヤ、パタヤなどをふらふらしながらタイ人やタイ社会を眺めていた。

 

タイに来て毎回感じることは、タイ人の生々しさだ。生身で生きてるというか、動物感があるというか。例えば、日本人よりも声が大きく感情表現が豊かでエネルギッシュな印象がある。そんな彼らに触れていると、自然と自分もそれに倣って日本人の大人しく縮こまった身体から離れ、表現が大きくなっていく。フレンドリーで人懐こい(孤独が苦手な人が多い)ので仲良くなるのも早い。良くも悪くも剥き出しで、ターミナル21のレストランを訪れたらまるで学生のサークル活動かのようにイキイキと楽しそうに働いてて衝撃を受けた。一方で、不機嫌な対応をしたり本当にやる気のない店員もいる。フードコートの調理スタッフはお客が途切れるとスマホを取り出していじり始める。マニュアル通りに動き最低限の接客クオリティが約束されている日本のサービスと違い、それぞれが飾ることなくすっぴんで働いている感じ。そういえばタクシーで乗車拒否されたりスペシャルマッサージに引っかかったりもしたんだけど、その時の態度とかちょっと日本では考えられないレベルで刺激的だった。人間100%。もちろん高級なお店に行けばしっかりとお化粧されたサービスが来るんだろうけど。

そんなタイで生活していると、どんどん元気になってくるのが面白い。眠っていた何かが目覚めたような感覚。思えばここ数年の日本での生活はかなり地味だった。このブログにも書いてきたけれど、コロナ禍での生活は「どうやったら快適に生きていけるか」の実験の日々。就活に失敗し、いじけててもしょうがないから朝4時に起きて満員電車を避けつつバイトを組み合わせることでやる気がなくても労働が続けられるシステムを作った。これは今現在もそこそこ機能しているし自己理解も深まったからやって良かった。ただ、本当に毎日ロボットのように働きルーチンをこなす生活だったので、ちょっと感情が死んでいたかもしれない。コロナ禍という環境もあって人と会うのが苦手になったのも事実だし。そういう背景もあって余計に今回のタイは楽しかった。毎日がキラキラしていた。1週間は短すぎたぜ。。。驚いたのは、夜にぐっすり眠れたこと。日本にいると金縛りにあったり悪夢を見ることが多いので、本当にタイだとリラックスしてるんだなと。なお、帰国して1ヶ月ほどは効果が持続したが、最近はまたあまりよろしくない睡眠状態になっている。定期的にタイを摂取する必要あり。移住も検討セヨ。とりあえず年内にあと1回行く予定。

 

まとめ

正直行くまでは多少の心配もあった。コロナはもちろんのこと、ずっと毎日労働で良い流れを作っていたので旅行をきっかけに途切れるんじゃないかと思ったり。ようやく労働という生存のためのめんどくさい義務をクリアしたんだから、それを壊すのも気が引ける。

 

でも実際に行ってみたらヒャッハー!!!入国出国もスムーズだったし、コロナ禍でも十分楽しめた。眠っていた細胞が目覚めて元気も出た。2年半ぶりの海外(タイ)、行って良かった!やっぱり海外は楽しいと再確認した。

 

(ただ、目覚めちゃったおかげで日々の労働に退屈を感じるようになってしまった。これが吉と出るか凶と出るか。。。)

 

美味しいものもいろいろ食べたので、機会があればフード編も書きたいところ。

新年早々やる気が出ない

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新年早々やる気が出ない。びっくりだ。

 

一応今年の大まかなビジョンややりたいこともまとめたのだけど、そんなのどうでもいいよ俺は休みたい。ダラダラしたい。

 

一昨年から作り上げてきたシステムはしっかり機能しており、やる気がなくてもちゃんと体は動く。労働はクリアできる。しかしそれ以外の時間はシャットダウン。タイ語も大学も放り投げて、ただ寝っ転がって本を読んだり寝たりダラダラしている。自由が嬉しい。拘束がしんどい。なんか日常に閉じ込められている気がする。

 

「そうだ、旅行に行こう!」

 

もちろん一番良いのは海外だが、コロナ3年目になる2022年1月現在、オミクロン株が猛威を振るっているのでまだ無理。しょうがねえから東京都内のホテルに突撃だ。大浴場付きのホテルに突撃だ!2泊3日!

 

東京在住の人間が東京のホテルに泊まって意味あるのか。これがなかなか馬鹿にできない効果があった。寝起きする場所が変わるだけでリフレッシュできるし、普段立ち寄らない駅が生活の中心になるから小旅行気分も味わえる。嬉しいよ、去年はどこにも行ってなかったから解放感がある。思わず普段近寄らないお高いカフェに入って1500円近くするモンブランパフェ頼んじゃったりして。良いねぇ、震えるねぇ。これが非日常だ。

 

期待していた大浴場は蓋を開けてみれば小浴場で、水風呂もない。体を洗うコーナーが4つしかないのは驚いた。私が行った時は満席で、裸で突っ立ってるのもみっともないから部屋に戻ってしまった。何をやってるんだ俺は。でもこういうのすら面白がれるのが旅時間なんだよなぁ。

 

2泊3日ってちょうどホテルや環境に馴染んできたあたりでバイバイするから少し寂しいのだけど、リフレッシュできて良かった。祝日がある週は積極的に泊まっていくのもアリかもしれない。

 

そんなこんなで再び日常に戻ってきた。さあ、リフレッシュしたし仕切り直しだぞ!

 

あれ、、、ダメだ、、、やる気出ない。。。全然ダラダラが足らない。。。もっとだ、もっと自由をよこせ。。。

 

毎日4時起き、毎日働くというスタイルに流石に飽きてきたのか疲れてきたのか、いろんなことが億劫だ。気のせいか花粉も飛んでる気がするぞ。。。

 

というわけで、生産性の低いスタートとなった2022年。アジカンのニューアルバムも出ることだし、なんとか乗り切っていきたい。

2021年も個人的に良い年だったので記録しておく

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Happy New Year!もたもたしてたら2022年が来てしまった!チンタラするな、去年をまとめろ!

 

2021年は一言で言うと、「ひきこもり2.0」の1年だった。基本的に仕事とタイ語教室以外で人と会っておらず、2〜3ヶ月に1回くらい友人と食事する程度だった。それで特に不満はないが、面と向かって人と会うことが苦手になった感はある。セルフレジばかり使うし。まあこんなのは慣れなので、コロナが終わったり海外に行けるようになったら改善されるだろう。特に気にしていない。

 

ちなみに、「人と会わない=人とコミュニケーションしない」ではもちろんない。去年に引き続き、大量のチャットをした。今年はタイ語でのやりとりも増えて楽しかった。タイ語検定4級に合格するくらいの力はついたので、最低限のやりとりは可能になったのだ。日本語、英語、そしてタイ語。3つの言語が持つ語感はそれぞれ異なるものがあり、どれを使うかによって自分の人格も多少変化する。別に多重人格者ではないのだけど、それぞれにコミュニティが出来たのは面白い。とにかくいつでも世界を増やすことに関心がある。世界は脅しに満ちているから、それに屈しないために。頭を固めてしまった人間たちに囲まれて息苦しくならないように。今年は使う言語バランスが「日本語 < 英語 + タイ語」になったのも良い兆候。

 

生活の基本は去年のシステムを踏襲。つまり、毎日4時前に起きて、毎日働きながら大学に通いつつ、タイ語を学ぶというもの。大学は既に優先順位をかなり下げているもののとりあえず2年に進学。タイ語は4級に合格。悪くない。労働は量をさらに増やしてみた。その結果今年の年収は過去最高を記録したのだけど、その分喘息や耳鳴りも発動するなど反動もあった。ヒロアカでイレイザーヘッド「まず自分の最大限を知ることが大事だ」と言っていたけれど、どこら辺までが持続可能な負荷なのかがある程度わかった。収穫でござる。2022年は労働を減らす。

 

労働量を増やしたこと以外に、「smooth life with technology」もやった。テクノロジーで生活をなめらかにしようよ!きっかけは普段学習を助けてくれているタイの友人にLINE Payで送金を試みたことだった。結局失敗に終わったのだけど、LINE Payは割り勘の際にめんどくさいあれこれをカットできる素晴らしいシステムだということがわかった。キャッシュレスの入口。そこからはいろんなペイを導入し、銀行の通帳は紙からデジタルに、どんどん改悪されているけどまだ得がある楽天経済圏に突入、iphone6s->iphoeSE2, apple watchなど環境を一新。特筆すべきは、ノイズキャンセリングという技術だ。去年初めて体験して、レベルの高さに感動した。あれこれ試した結果、jabra elite 85tが最高にフィットするということで購入。今も毎日使っている。本当に周りの音が消えるので、ストレスが大きく減った。なんでもっと早く試さなかったのだろう。コロナ前はお金のほとんどが海外渡航に消えていたからガジェットなんて選択肢になかったんだよな。コロナ禍の予想外の恩恵。

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というわけで、なかなかいい年だった。2020年に作り上げた土台を2021年でブラッシュアップしたようなイメージ。世界がコロナでゴタゴタしている中、淡々と自閉して生活のアップデートを図った。2年前に比べてだいぶ生きやすい生活が作れて良かった。

 

流石に2022年はタイを始め海外に行けるだろうと思っているのだがどうだろう。行ける未来と行けない未来、両方を描きながら今年もサバイブしていく。良い1年になりますように。