７６冊目。
前回に引き続き、ひろゆき氏の本を。
日本の未来は明るくないというのはよく聞く話だ。自分が何冊か読んだ中では例外として落合陽一氏の日本再興戦略がポジティブなことを言っていたが、あとは大体厳しい未来を予測している。。ひろゆき氏の見方も同様で、日本はこれから貧しくなると。
専門家や学者、政治家の方と対談やイベントで一緒になった時に、「将来、日本は良くなりますか？」と、必ず僕は質問しているのですが、まともな道筋を示してくれる人にはまだ会ったことがありません。ちゃんと物事を考えられる人は共通して、「オリンピック以降の日本は、何も可能性がないよね」ということを思っています。まあ、ある程度の人口はいますし、国そのものは残り続けると思いますが、成長していくのは厳しいでしょう。 p159-160
さらに言うと、競争が激化して格差もさらに激しくなっていく。そんなこれからを私たちはどうやって生きていけばいいのか。
答えは、
個人として、ワンチャンを狙いながら幸せを目指す、というもの。
経済と個人を切り離し、お金がなくても大丈夫な状態を作り出す。これは前著の元になっている考えで、そこに加えて、とにかく新しいことに首を突っ込んで動いていくことだと。
なぜなら、ひろゆき氏を含めて、世間で有名になった人の中には「たまたまそこにいたから」というただそれだけの理由で成功している人が多いから。能力じゃなくて、そこにいたから。だったらとりあえずやれることはやっておきましょうよと。流行っているものに嫌悪感を示すのではなく、とりあえずそこに加わっておく。すると、ワンチャンあるかもしれないよ。
ホリエモンも同じようなことを言っていた気がする。何が当たるかわからない世の中だからこそ、多動が必要だし、首を突っ込んでおくことが成功の可能性を上げる。
なので、ブラック企業になんか入ってはダメ。やるべきことをなるべく少なくし、とっとと終わらせて、あとは自分の時間でブログでもツイッターでもインスタでも動画投稿でも好きなことをコツコツ続ける。すぐに結果は出ないけれど、それが近道だ。
そして、ほんのすこしでもお金が入るようになったら会社を作るのもあり。会社があるとなんでも経費にできると。東京都だと法人都民税が７万円ほどかかるのでそこはうまく計算して得する人はやるといい。
もう日本はみんなと同じことをやっていれば安泰という時代ではなく、むしろ違うことをやって頭一つ抜け出さないと仲良く衰退していく状況にあるという。個人個人がしっかり戦略を練って動いていくことが必要みたいだ。
というわけで、とりあえず就活を続けてなんとか職を得て、そのあともこのブログをコツコツ続けていければと思うわけです。
本を読むといろんな情報に触れられるからとても楽しい。良い本でした。
