来月にインドネシアに行く予定。
それに伴い、事前学習の記録を。
読んだ本は、こちら。
インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)
- 作者: キムテソン,中村正英,河江健史,渡邉裕晃,鈴木隆宏,飛鳥幸子
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2013/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2013年ということで若干情報が古いが、まあ大意を把握するには良いでしょうということで。
基本情報
人口が2億5千万を超えており、世界第4位。面積は日本の5倍で、東西の長さはアメリカとほぼ一緒。
インドネシアは多民族国家であり、300とも500とも言われる多数の民族が共存している。言語の数も数百あるが、共通語としてインドネシア語がある。ちなみに、インドネシア語は習得が簡単な言語と言われることが多いが、それは共通語として皆が覚えやすいように作ったから。面白い!
国民の9割近くがイスラム教徒だが、国教がイスラム教というわけではない。カトリックも1割ほどいるし、リゾート地として有名なバリ島は、なんと95パーセントがヒンドゥー教。ちょっとヒンドゥー教も勉強しないとな。
親日
日本食レストランもたくさんあるし、ドラえもんをはじめとするアニメも大人気。モールやスーパーにはどら焼きが売られているらしい。親日の理由としては、オランダからの独立戦争で残留日本兵がインドネシア軍とともに戦ってくれた説だったり、戦後の経済支援だったりと色々あるらしい。これはちょっと現地で聞いてみたい。
ちなみに、日本人女性を娶ることがステータスという一面もあるらしい。日本でタレントをやっているデヴィ夫人は、スカルノ元大統領の第三夫人(イスラム教は一夫多妻制)。
そう言えば、私の知り合いの女性が1年間ジャカルタに留学していたが、モテたと言っていた。結婚も申し込まれたらしい。日本人女性が外国でモテるという話は本当によく聞く。逆に、男性がモテたという話は聞かない。。。。
ゴムの時間
インドネシア人は時間にルーズらしい。時間がゴムのように伸び縮みするから、そんな名称がついたとのこと。遅刻に寛容な国民性と、渋滞がひどいジャカルタ。果たして私は楽しい時間を過ごせるのだろうか。。。不安だ。。。
割り勘がない
イスラム教には「喜捨」というものがあって、つまりは寄付ですね。恵まれない人たちにお金を与えることで徳が積み重なり、死後の世界で天国に行ける確率が上がるというシステム。
それに伴い、「豊かな人がみんなの分を払う」という慣習があるらしい。持ってる人が持ってない人に差し出すのは当たり前でしょと。なので、こちらが奢って、向こうがお礼を言わなかったとしてもどうか怒らずにと。そうか、もし私が現地の人と食事をする機会があったら、本当に全額出すことになるのかな。試してみたい。
中東と比べて緩い宗教観
イスラム教ではお酒を飲むことが禁じられている。しかし、インドネシアには「ビンタンビール」という巨大なビール会社が存在しており、お酒を飲んでいる人もいる。また、肌の露出は避けることがイスラムの教えだけれど、JKT48はミニスカート姿で踊っている。女性が男性に変な気を起こさせないためにつけるヒジャブ(インドネシア語では、ジルバブ)も3人に1人はつけていない。
イスラム教というと、どうしても厳しいものをイメージしてしまうが、インドネシアの場合は随分と緩めのようだ。もちろん中には敬虔な信者もいるから一概には言えないけれど。これもぜひ現地で体感してきたい。
まとめ
人口がモリモリで、親日で、緩い宗教観を持つイスラム教徒の国。興味深い。
訪れる前にちょっとインドネシア語を学んで、現地の人とコミュニケーションできたらと思っている。
ちなみに、イスラム教について学んだ記録はこちら。