お盆休みの間、仕事のことはずっと考えていた。夜勤がある環境で働いていくか、それとも退職するか。
いろいろ悩んだけれど、退職することにした。生活のペースが乱される夜勤を受け入れて2−3年働き続ける自信はやはり生まれなかった。
辞めるなら、早い方がいい。ということで、話をつけてきた。
すぐ辞めるかもですけどね〜なんて言っていたが、現実になってしまった。。。
しょぼいな、私。。。
よし、しょぼくなったのならば、しょぼい喫茶店に行くしかない!
しょぼい喫茶店
場所
新井薬師前駅南口から、5、6分歩けば着きます。中野駅からも通えない距離じゃない。
前からずっと気になっていたお店。ちょっと細かいことはわかってないのだけど、就活に馴染めず働きたくなかった大学生が、phaさんやえらてんさんの影響を受けて喫茶店を開いたとのこと。本も出していて、推薦文を書いているのが、アジカンの後藤さん、phaさん、借金玉さんということで、やっぱり面白そうだ。これは行くしかない!
いくつかインタビューがあるので載せておきます。一番わかりやすいのは、最後のヤフーニュース。私もこれで店の存在を知りました。
https://起業.jp/eraitencho/e-blog-12/
https://news.yahoo.co.jp/feature/1403
事前にツイッターをチェックしたら、今日は主人のえもてんさんはお休みで(最近お子さんが生まれた)、ミーミーさんという方が美味しいコーヒーを入れてくれるとのこと。いいじゃないか。https://ameblo.jp/ajigongon/entry-12501644275.html
ミーミーさんはとても感じがいい方で、全く緊張せずいろんなお話が出来た。コーヒーインストラクター2級の資格をお持ちで、知識が凄まじかった。私はコーヒーについては何も知らない門外漢なので、いちいち「へー!」と感心しながら聞いていた。
インドネシアのコーヒーの話になった時、先月訪れたことを伝えたら、お仕事でですか?と聞かれた。
「いやあ、先月までバックパッカーだったんでそれで行ってました。んで、今月から就職して、今日辞めてきました!」
「あらら、それは波乱万丈ですね。。。」
こういう話ができる空間はありがたい。チェーン店や大型店舗はコミュニケーションを提供することができない。規模が小さい個人経営のお店の強みは、人との交流にある。
美味しい。
客層だけど、いろんな人が来ていた。物静かにコーヒーを味わう人、可愛らしい女性、えもてんさんのことを自分の子供のように話す常連ぽいおじさん。。。ああ、面白いな。観察しているだけで楽しい。この店で出会って、結婚した人たちもいると聞いた。わかる気がする。狭いお店なので、どうしたって一体感が生まれやすい。隣に座ればちょっとしたきっかけから会話に発展する。いい空間だ。
まとめ
ずっと行きたかったしょぼい喫茶店。いろんな出会いや繋がりが生まれそうな面白い空間だった。
次回来る時は、飲むチーズケーキをオーダーしようと思う。本も読んでみようかしら。