atoiuma’s blog

人生あっという間。マイペースにおもしろく。

2ヶ月ぶっ通しで働いてみた感想

f:id:atoiuma:20200528160005j:plain

 

もう5月も終わり。早い。あっという間に今年も終わるんだろう。

 

東京でも緊急事態宣言が解除され、朝の電車に少しずつ人が戻ってきた。third placeのスターバックスもオープン。良い感じだ。カフェが開いていると街に色があって気持ちが明るくなる。コロナ対策をしつつ、できるだけ経済を回していくフェーズなんだと思う。

 

さて、今回のコロナ禍によってあちこちで経済的ダメージが発生しているわけだけど、幸運なことに私の仕事は無くならなかった。それどころか、ダブルワークをしていたので休みがなかった。平日も土日祝日もゴールデンウィークも働いていた。

 

連続勤務日数が60日を記録したので、感じたこと気づいたことをメモ。

 

1 毎日働くと、働くことが当たり前になって楽になる現象。

「毎日働く」と聞くと、さも勤勉なように聞こえるし、ブラックな匂いもしてくる。ってか息苦しいわ。嫌だ!

 

ただ実際にやってみると、これが結構楽だった。

 

毎日同じ時間に起きて、同じ時間に働き、同じ時間に寝る。こうやってリズムができると、身体が勝手に動くので意外に疲れない。歯磨きやシャワーと同じ感覚。働くことが生活の一部になってきて、だんだん働いてる感覚がなくなっていくのは面白い。働くってなんだっけ。

 

金曜日の夜にフィーバーし、日曜の夜に気が重くなることもない。とても安定している。落ち着く。

 

もちろんこれはバイトという身分で短時間勤務であること、強制ではなく主体的に選択していること、仕事自体がそこそこ楽しいこと、同僚に恵まれていることなど、いくつかの条件があって成立している。正社員、8時間労働プラス残業、やってる仕事が好きじゃない、高圧的な上司がいる環境だったら地獄でしょうね。。。

 

2 継続(習慣化)は物事を簡単にする側面がある。

というわけで、毎日働くというスタイルは意外にも仕事の負荷を下げることがわかった。習慣の力は素晴らしい。

 

習慣力を使えば怠惰な私でもなんとかなるかもと思って、大学の勉強にも適用することにした。週末だけやったり締め切り間近に慌てて取り組むのではなく、毎日決まった時間に決まった量を勉強するスタイル。

 

すると、やっぱり楽だった。やりたいやりたくないの感情が生まれる前にPCの電源を入れ、大学にアクセスする。無駄なくテキパキとこなしていく。おかげでストレスなく学習を進めることが出来ている。

 

これはすごい!ようやく自分に合ったスタイルが見つかったかもしれない!私はウサギではなくカメだったか!

 

そういえば、毎日働いてる一方で週1回タイ語のレッスンを受けているのだけど、これが結構しんどい。毎回レッスン前は怠け心との戦いになる。なぜかというと、週1だからだ。習慣から外れた動きは、自分で意志を持ってしっかりスイッチを押さないといけない。身体は勝手に動いてくれないのだ。そうなると怠惰の私は機能しない。自分が好きで習っているタイ語のレッスンですら面倒に感じてしまう。なんとまぁ。。。

 

自分のポンコツさと同時に、改めて習慣の偉大さを思い知る。

 

3 しかし、例外もたくさんある。

なんでも習慣化しちゃえば負荷を下げることが出来る。このメソッドを使えばどんな問題も楽勝だ!!!

 

とはならないのが現実の面白いところ。

 

twitterのプログラミング界隈では「今日の積み上げ」というハッシュタグがあって、日々の学習内容や進捗を互いにツイートし、励まし合っている。プログラミングの学習はしんどいので、繋がりを作ってみんなで乗り越えていこうというシステム。

 

私もせっかくデイトラを始めたし、真似して進捗ツイートをしている。大体3週間が経過したところなんだけど、もう挫折しかかっています。

 

おいおい話が違うじゃないか!毎日継続して習慣化すれば楽にこなせるんじゃなかったのかい!

 

なんで挫折しかかってるのかはまだ納得できる答えが出てないんだけど、落ち着いて考えてみれば不思議でもなんでもない。

 

世の中にはたくさんの誘惑があって、弱い自分がいて、毎日やると決めた覚悟はどんどん薄まって、最後には挫折していく。今まで数多くの有象無象たちが英語学習、ダイエット、資格試験に挫折してきたはずだし、これからもそうだろう。そういうものなのだ。

 

ま、いっか!それが人間だし!

 

まとめ

継続はやっぱり難しい。だからこそ、「継続は力なり」という言葉が人気を集める。みんなわかっているけど、出来ない。そういうものだ。

 

ただ、毎日継続することによって習慣化し、勉強や仕事の負荷が下がるという側面もある。うまく使えば、怠惰な人でも低コストで動き続けることが出来る。

 

こういう実験はとても面白いので、これからもいろいろ試していく。努力ではなく、知恵と工夫で解決を。