atoiuma’s blog

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アジカンの新曲「エンパシー」が素晴らしい

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2021年、なんとか無事に走り抜けた。おめでとう!めでたい!でも、かなりヘロヘロだ。明日から3連休。助かった。。。

 

今年のまとめやら何やらはまた別の機会に書くとして、今日は前から書きたかったアジカンの新譜「エンパシー」について。これを書かなきゃ気持ちよく新年迎えられないぜ!

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今年はアジカン結成25周年という記念すべき年なのに、コロナが蔓延。ミュージシャンは特に影響を受けた職業の一つだと思う。ファンの前で歌いたいのに、歌えない。盛り上がりたいけど、許されない。そんな鬱屈した空気の中でアジカンが8月にリリースしたのが、「エンパシー」だ。これがすげえいい曲だから、一度聞いてみよう。

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素晴らしい!やったねアジカン!これは名曲だ!

 

曲の立ち上がりはしっとりから入って、徐々に上がってきて、サビで疾走感マックス!突き抜け感がとても気持ちがいい。ヒロアカ劇場版の主題歌としてもフィットする。

 

歌詞も素晴らしい。特にサビの歌詞は丸暗記すべき。

 

もう目が覚めた ドアを蹴飛ばして

朝焼けの空を駆け抜けた

今 君の吐息が弾む音

夜明けの街路が露を纏うこと

 

ヨレたフォームで日々を進み

アスファルトの海を乗り越えた

その果てに自由が見えるでしょう

向こうでは世界が叫んでいるぜ

いつでも

 

女子高生が何かを決断して早朝に息を切らしながらがむしゃらに走っている絵が浮かぶ。躍動感。未来と希望。ブチ抜け!ああ、力が湧いてくる!走りたい!だから夜のバイトが終わると毎回これを聴きながら最寄り駅まで走る日々を送った。1日の疲れやストレスをこの曲の疾走感で吹っ飛ばして乗り越えた2021年。やったぜ!

 

アスファルトの海を乗り越えた」というところにゴッチからのメッセージを感じる。これは資本主義だったり都市の行き詰まった灰色の生活を意味しているんだと思う。上がらない給料、不正が続く政治、いじめやジェンダー差別、コロナ禍、その他諸々のあれこれをフラフラになりながらもなんとか走り抜こうぜ、次に行こうぜ。その先にはきっと自由があるよ。

 

まとめ

ゴッチの歌詞が私はすごく好きで、毎度毎度救われたり元気をもらったり気づきを得たりしている。今回のエンパシーは、歌詞はもちろんメロディも素晴らしい名曲だった。ヒロアカファンたちにもこの曲が届き、ファン層が拡大してくれたら嬉しい。

 

ちなみに、来年はサーフブンガクカマクラの続編がリリースされるらしい。その他にアルバムも出るらしい。これは来年もしっかりサバイブするしかないね!希望!