仲間由紀恵主演のドラマ「TRICK」に出てきそうな写真から始めていこう2024年。
去年の年末、タイに行ってきた。本当はマレーシアやインドも考えていたのだけど、荷物が多かったことと喘息が悪化したことによりonly thailandになった。贅沢に2週間以上。年末年始は飛行機が多少値上がりするが、早めに取っておけば実はそうでもないし、何より1週間近くももらえる休日を日本で過ごすのは勿体無い。時間は大切に。
いつもはバンコク周辺にいることが多いのだが、今回はバンコク郊外と初のイサーン地方へ!定宿にしていたホテルが3割近く値上がりしてしまったし、人混みも苦手だし、毎度バンコクというのも飽きてしまったのでここいらで新しい風を!タイ語検定3級に合格したこともあるね。何のためにタイ語を勉強したんだよ、ローカルに飛び込め!
バンコク郊外で引きこもるという過ごし方
何人かツイートしている人を見かけたが、本当に最近のバンコクは値上がりしている。それに加え、円安だ。もう1バーツ4円超えが当たり前になってしまった。チキショウ。でも、まだ大丈夫だ。ちょっと郊外に行けば安宿は残っていることが今回の旅でわかった。もちろん多少の不便はあるのだが、そんなものは大したことじゃない。アクセスの悪さは、むしろ引きこもるにはうってつけ。壁の薄さはノイズキャンセリングイヤホンやヘッドホンで問題なし。エアコンとベッドとWi-Fiがあれば快適に過ごせる。いや、Wi-Fiですら空港で使い放題simカードを買ってテザリングすればカバーできる。いつもAISの使ってるけど、速いよ。日本から持ってきた魚の缶詰やプロテインをバクバク食べながらひたすらパソコンで遊び、飽きたら外をふらっと散歩して暖かい年末を味わう。すごくリフレッシュできたし、いくらか痩せたりもした。この過ごし方、アリだ。
初のイサーンへ!
それに飽きたら、イサーンへ。バンコクからコンケンまで夜行バスで突撃だ。コンケンに来て驚いたのは、人や車が少ないこと、そして全てがコンパクトにまとまっている街の構造だ。
私は車を運転しないのでどこに行くにも基本的には公共交通機関を使うか、あるいは歩くことが多い。タクシーはあまり使わない。そんなスタイルでもコンケンは問題なかった。バスターミナルも駅もcentral plazaも朝市もホテルもカフェもマッサージも大体が固まっている。運動がてら歩きながら街を散策するのが楽しかった。特に何の観光もしてないのだが、観光ではなく現地の生活を体験するのが私のスタイルなのでこれで良い。3〜4日ゆったり滞在していた。年越しもコンケンだったのだが、花火がバンバン上がり地響きがして最初戦争でも始まったのかと思った。日本とはノリが違う。
駅近くの昼間の道。こんなに空いてるのバンコクで見たことないわ。快適!
朝市。
central plazaの巨大クリスマスツリー。クリスマスツリーと薄着というのは日本じゃ味わえない組み合わせ。ちなみに私はTシャツに短パン、サンダルだ。
ピカチュウ、のちにウドンターニーでも会うことになる。
タイ人はフレンドリーだ。マッサージ店に行ったらおばちゃんと仲良くなりLINE交換、そしてご飯を食べに行ったりなどした。こういう時にタイ語が使えて良かったなあと思う。現地の知人とも会ったのだが、何の連絡もなくやってきてしまったので「なんでもっと早く言わないの!言ってくれたらあちこち案内したのに!」と怒っていた。とりあえず一緒に昼食を食べ、これから電車でウドンターニーに行くと伝えると、美味しいクロワッサンの店に寄って「お腹が減ったら食べなさい」と色々持たせてくれた。思いやりが嬉しいねえ。
おしゃれなお店。ここのクロワッサンとプリンが美味しかった。バンコクに戻ったら行きたいと思ったらコンケンにしかないようだ。
125バーツ。つまり、500円ちょっと。高い!でも美味しかった。
コンケン駅から電車でウドンターニーヘ。駅員さんとても優しかったな。旅の良し悪しは出会った人の質で決まるところもあるので結構大事なところだ。誰と出会うか、何が生まれるか、そんな不確実性も旅の魅力だったりする。
ウドンターニー駅に着いた。どうやらここもコンパクトシティのようだ。イサーンの街の特徴なんだろうか。
なぜか駅の改札を出ると流しがあって手を洗える。お店がいっぱい楽しい楽しい。
ウドンターニーにバンコクホスピタルがある。謎だ。まあ東京ディズニーランドは千葉にあるわけで、世界はそんなものかもしれない。
駅から歩いて10分ほどのところにある。ここからノーンカーイ行きのバンも出ている。
ピカチュウ登場。central plazaはピカチュウが好き。
Wow! Elephant!! ショッピングモールの向かいにゾウがいる世界、良いねえ。
本当はウドンにも3泊くらいしようと思ったのだが、バンコクに戻らなければいけない急用ができたので帰ることに。なのでウドンは1泊のみ。駅周辺をふらついただけで終わってしまったけど、まあ知り合いもいないしこれくらいで。
バンコク行きの夜行バスを予約しようとした時、ノーンカイの友人からたまたま連絡が来た。
「今どこにいるの」
「ウドン。だけどもう帰るよ」
「haaaaaa、ノーンカイはすぐだから来てよ」
「いやでもバンコクに戻らないといけないし」
「いいから来てよ近いんだから!」
確かにせっかくここまで来たわけだし、ノーンカイにも興味ある。行ってみよう。
というわけで、翌日の朝7時、central plazaからバンに乗ってノーンカイヘ。
続く。