atoiuma’s blog

人生あっという間。マイペースにおもしろく。

2年半ぶりに海外(タイ)に行ってきたら元気になった

ようやくこの時がやってきた!

 

コロナ禍になって3年目くらいだっけか。長かったような短かったような。2020年3月に書いたブログを見ると、当時は息苦しかったなあと思い出す。まさかこの時にはロシアのウクライナ侵攻が起こるなんて思っても見なかった。

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とりあえず私は自分のできる予防策を実行しながら、マイペースに楽しくやっていこうと思う。もちろん当たり前だけど、サバイブする気満々だ。今はコロナちゃんが収束した後、いかに快適に旅に出れるかを考えている。ダイエットとかタイ語習得とかお金集めとか。やることはたくさんあるんだ。トイレットペーパーのために並んでいる場合じゃない。

 

当然こんなことを書いたなんて忘れていたわけだけど、ダイエット以外は現実になった。マイペースに毎日労働始めたり、タイ語検定4級受かったり、大学入学したり、お金もじわじわ貯めた。積み立てニーサなんかも始めたりして。

 

そして、ついに、2年半ぶりにタイに行ってきたのだった。やったぜ!

 

まずは屋台探し

いつもはゲストハウスに泊まるのだが、今回はコロナもあるのでホテル宿泊。贅沢だ。場所もアクセスの良いアソークにした。ここならmrt,btsどちらも使えるし空港からも遠くない。愛してやまないターミナル21もあるし、文句なしだ。

 

タイ旅行の面白みの一つに、屋台発掘作業がある。屋台はレストランと違ってGoogleマップに表示されないので、どこに何の屋台があるのかは自分の足で歩いて発掘する必要がある。これが楽しい。探す食べ物は、カオマンガイ(チキンライス)とムーピン(豚串)withカオニャオ(もち米)。辛いものが食べられない私でも食べられる愛すべきタイフード。だいたいカオマンガイは40バーツ、ムーピンは10バーツ、カオニャオは5バーツ(1バーツはざっくり4円。円安恐ろしい!)。アソークは主要駅なのでチェーン店メインで屋台はないかなと思ったが、ちゃんとあった。

 

カオマンガイはこの黒い甘ダレがあって完成するものだと思っている。ところが、日本のタイ料理屋ではついてこないことが多い。だいたい辛いソースで、甘いものがあったとしてもこの黒ダレとは違った味がする。なぜだ!需要ないのか!絶対美味しいから日本のタイ料理店さん用意してくださいお願いします。

 

タイ語を試してみよう

今回のタイ旅行がいつもと大きく違うところは、私が少しだけタイ語を使えるようになっている点だ。一応タイ語の先生には通じてはいるものの、彼女は日本語を話せるし日本人のタイ発音にも慣れているから甘めの採点になっている可能性がある。私がタイ語を学んだそもそもの理由は、英語が通じないことの多い屋台のスタッフやローカルなタイ人とも交流を図るためだった(忘れてたけど)。コロナ禍になってから学び始めたタイ語が現地でどれだけ通用するか、いざ勝負だ!

 

色々試してみた。空港でトイレの場所を聞いてみたり、屋台で注文してみたり、ローカルタクシーに行き先を告げてみたり(いつもはgrabを使っているので新鮮だった)、電話でマッサージの予約をしてみたり、床屋に入って会話にチャレンジしたり。結果、こちらの言ってることはほぼ相手に通じた。発音が難しいと言われるタイ語だが、とりあえず合格だ。やったぜ!ただ、問題はリスニングだった。こっちがタイ語で話しかけると当然向こうもタイ語で返してくるのだが、速くて何を言ってるのかわからん。うーん、悔しい!リスニングが弱点なのはタイ語検定の結果からもはっきりわかることなので、次のタイ訪問までになんとかしておきたい。

 

ちなみに、タイ文字にはフォントがたくさんあり、種類によっては標準フォントと全く違う見た目になる。上に貼り付けたトイレの写真、ホングナームのフォントはトイレの絵があるからなんとか読めるけど、いきなり提示されたら読めない。

右がスタンダード、左が街でよく見かけるやつ。読めない。。。フォント違いの域を超えて別言語の文字にすら見えてくる。。。タイ語を使いこなすにはまだまだ修行が足らないぜ。

 

タイに来ると解放的になりよく眠れる

今回のタイ訪問、最初は人にバンバン会う予定だったけれど、だんだん量が増えてスケジュール調整がかったるくなり「ふざけんな、これじゃ仕事じゃねえか!」ということでほぼキャンセル。特に大きな目的もなくバンコク、アユタヤ、パタヤなどをふらふらしながらタイ人やタイ社会を眺めていた。

 

タイに来て毎回感じることは、タイ人の生々しさだ。生身で生きてるというか、動物感があるというか。例えば、日本人よりも声が大きく感情表現が豊かでエネルギッシュな印象がある。そんな彼らに触れていると、自然と自分もそれに倣って日本人の大人しく縮こまった身体から離れ、表現が大きくなっていく。フレンドリーで人懐こい(孤独が苦手な人が多い)ので仲良くなるのも早い。良くも悪くも剥き出しで、ターミナル21のレストランを訪れたらまるで学生のサークル活動かのようにイキイキと楽しそうに働いてて衝撃を受けた。一方で、不機嫌な対応をしたり本当にやる気のない店員もいる。フードコートの調理スタッフはお客が途切れるとスマホを取り出していじり始める。マニュアル通りに動き最低限の接客クオリティが約束されている日本のサービスと違い、それぞれが飾ることなくすっぴんで働いている感じ。そういえばタクシーで乗車拒否されたりスペシャルマッサージに引っかかったりもしたんだけど、その時の態度とかちょっと日本では考えられないレベルで刺激的だった。人間100%。もちろん高級なお店に行けばしっかりとお化粧されたサービスが来るんだろうけど。

そんなタイで生活していると、どんどん元気になってくるのが面白い。眠っていた何かが目覚めたような感覚。思えばここ数年の日本での生活はかなり地味だった。このブログにも書いてきたけれど、コロナ禍での生活は「どうやったら快適に生きていけるか」の実験の日々。就活に失敗し、いじけててもしょうがないから朝4時に起きて満員電車を避けつつバイトを組み合わせることでやる気がなくても労働が続けられるシステムを作った。これは今現在もそこそこ機能しているし自己理解も深まったからやって良かった。ただ、本当に毎日ロボットのように働きルーチンをこなす生活だったので、ちょっと感情が死んでいたかもしれない。コロナ禍という環境もあって人と会うのが苦手になったのも事実だし。そういう背景もあって余計に今回のタイは楽しかった。毎日がキラキラしていた。1週間は短すぎたぜ。。。驚いたのは、夜にぐっすり眠れたこと。日本にいると金縛りにあったり悪夢を見ることが多いので、本当にタイだとリラックスしてるんだなと。なお、帰国して1ヶ月ほどは効果が持続したが、最近はまたあまりよろしくない睡眠状態になっている。定期的にタイを摂取する必要あり。移住も検討セヨ。とりあえず年内にあと1回行く予定。

 

まとめ

正直行くまでは多少の心配もあった。コロナはもちろんのこと、ずっと毎日労働で良い流れを作っていたので旅行をきっかけに途切れるんじゃないかと思ったり。ようやく労働という生存のためのめんどくさい義務をクリアしたんだから、それを壊すのも気が引ける。

 

でも実際に行ってみたらヒャッハー!!!入国出国もスムーズだったし、コロナ禍でも十分楽しめた。眠っていた細胞が目覚めて元気も出た。2年半ぶりの海外(タイ)、行って良かった!やっぱり海外は楽しいと再確認した。

 

(ただ、目覚めちゃったおかげで日々の労働に退屈を感じるようになってしまった。これが吉と出るか凶と出るか。。。)

 

美味しいものもいろいろ食べたので、機会があればフード編も書きたいところ。