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人生あっという間。マイペースにおもしろく。

ラオスに行ってきたのでメモ② in 2024 

先日ラオスに行ってきたので忘れないうちにメモシリーズ第二弾。

 

1回目はラオス入国からビエンチャン市内の行き方、そして驚きのキープ安まで。2回目となる今回はご飯とかあれこれ。まあ2泊しかしてないので大した情報もないのだけど。

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ビエンチャンはカフェが良い

ホテルに向けて歩く。アゴダで満席だった宿は、ウォークインだと余裕で入れた。しかも本来14時チェックインなのに、11時で入れてくれた。ありがとう!

 

これはビエンチャンあるあるだが、特に何もすることがない。なので近場のレンタサイクルで自転車 made in japan を借りてフラフラ。バイクもあるから運転できる人はそっちの方がいいかも。自転車はたしか1日(24時間)で350円くらいだったと思う。ちなみに、ラオスは右側通行。日本と左右逆なので気をつけよう。長年の習慣とは恐ろしいもので気がつくと左側を走っちゃってご迷惑をおかけしました。

 

sili cafe。ホテルから近いところにあり居心地が良いところ。

 

ゆったり涼しい。快適。

 

39000キープ。日本円にすると、280円。安い!

 

joma bakery cafe。ここも良いカフェで毎日来ていた。レシートにWi-Fiパスワードが書いてあって3時間くらい使える。割と早い。空調も効いているし中が広い。

 

キャロットケーキが可愛かったので注文してみたが、微妙。アイスカプチーノは美味しい。

 

ちなみに、ホテルもレンタサイクルのお店もカフェ2件も、だいたい下の黄色のエリアにある。タラートサオから歩いて10分ちょいくらいのところだ。何が言いたいかって言うと、便利だねってこと。ビエンチャンに陸路入国したらバスでタラートサオへ。モールで両替した後、10分ちょい歩けばホテルとカフェが待っている。足も手に入る。いいじゃん。ちなみにビエンチャンというとパリの凱旋門みたいなやつが有名だけど、それは下のパトゥーサイというやつだ。近いじゃん。便利じゃん。ビエンチャン、恐れなくていいよ。

 

ラオスの7ー11のスイーツは美味い

抹茶クリームコロネ。生地が硬め。クリームが美味しい!

 

ショートケーキ。これも美味しい。なんというか、クリームが他の国と違う。安っぽいという言い方もできるんだけど、すごく美味しい。なんだろうこれは。

 

ラオスにもおにぎりが売られているのはちょっと驚き。

 

ラオスはパンも美味しい

ベトナムバインミーみたいなやつ。見てわからないとは思うけど、ボリュームがすごい。お腹にガッツリたまる。これで200円くらいだったはず。ラオスのパンが美味しいのは、かつてフランスに支配されていたことによるのかしら。

 

ラオス人とのコミュニケーションなど

そうそう、ラオス人にはタイ語が通じると聞いていたので試してみた。確かに通じた。やったぜ。面白かったのは、金額を質問した時だ。たとえば食事代が5万キープだったとしよう。タイ語では5ムーンと言う。1万が5個あるよってことだ。ところが、ラオス人は50パンと言う。千が50個あるよ。一瞬頭がバグるのだが、困惑した私の表情を見るとラオス人はすぐに5ムーンと言い直す。この違いはなんだろう。ラオス語には1万という単位がないのだろうか。興味深い。

 

ラオスには友人や知り合いがおらず、ラオス語も話せないので細かいことはわからないが、全体的にむき出しな印象を受けた。「サービス」という概念がないというか。機嫌が良ければ笑顔で対応するし、悪ければオーダーが入ると舌打ちをする。宿のスタッフはたまたまニコニコした女性だったけれど、それはあくまで彼女がそういう性格だからで「ホテルのスタッフとして礼儀正しく振る舞わなきゃ!」という仕事感覚からではない。みんなありのままに生活している素朴な空気がビエンチャンの特徴かも。この文化に腹を立てる人もいるだろうし、素朴さに癒されリラックスできる人もいるんだろう。私はというと、、、、うーん、タイの方がいいねやっぱり。ラオスはたまに遊びに来て1日2日ダラーっとする場所としてはアリ。大アリ!

 

キープ安について。ラオス愛好家の友人から「今はキープ安だよ!行くしかないよ!」なんて聞いてたのだけど、実際のところ、タイとそんなに変わらない印象。まあ私が普段食べるものは屋台が中心だからかもだけど。ホテルは1泊2000円くらいのところに泊まったけど、エアコンつけたら水は漏れるしトイレからは悪臭がするし。これならタイの方が満足度が高い。キープ安だから!という動機で来るのはあまりおすすめできないかなと。ルアンパバーンやバンビエンは良いと聞くけど、今の所あまり興味がない。それならばパクセーからのウボン入国とかやってみたいですね。

 

以上。またお会いしましょう。

ラオスに行ってきたのでメモ① in 2024

先月、無事に大学を卒業した。やったぜ。あーだこーだ言いながらもなんとかやり抜いた自分に乾杯。よし、卒業旅行だ!

 

というわけで、当初はインドやスリランカなど普段行かないような国に行って思い出を作ろうと思っていたのだが、頓挫した。なぜってだるくなってしまったからだ。トランジットで訪れた上海で中華の洗礼を受けくたくたになってしまい、タイに着いたら気が抜けた。インドとかさらに疲れそうだし、もういっか。。。結局いつもと大して変わらないような旅程になってしまった。

 

でもタイだけじゃあまりに変わり映えがしない。何かしないと。そう思った時、候補に上がったのがラオスだった。いいじゃんラオス。キープ安と聞いてますよ。行くぜ。

 

王道の陸路入国。まずは寝台列車でノーンカイへ。

7年前はファランポーン駅から寝台列車が発車した。2024年現在はクルンテープアピワット駅に変更になっている。バンスー駅と呼んだ方がわかりやすいかも。red lineの入口をさらに奥に行くと乗り場がある。駅にはベンチも充電器もコンビニもあるので手ぶらで行ってもなんとかなる。食料を買い込んで寝台列車へゴー。

 

助かる。

 

乗車して30分もしないうちに車掌さんがやってきて座席をベッドに組み替えていく。いいねえ、ワクワクするぞ。

 

ブログや旅動画を調べてみると、みんな下の席を勧めている。理由は窓がついてて景色が見えるから。上の席よりいくらか値段は高いがそれでも下がいいと。オッケー。ところが下の席は大人気で上しか空いてなかった。しょうがねえ、やってみよう。

 

結果、問題なし。確かに窓はないが電源はあるから電子機器使い放題(ただ道中回線が不安定なことが多かったのでネットフリックスなど事前にダウンロードしておくと良さげ)、カーテンのおかげでプライベート感あり。ベッドの上り下りも取っ手がついてるので特に不自由はない。音は特に気にならないが、乗客の中には電話してる人もいたりするのでノイキャンイヤホンあると便利かも。なお、夜中になっても照明は落ちないのでアイマスクは欲しいところ。毛布はもらえるし別に寒くない。

夜行バスと違って体を伸ばせるの、素晴らしい!これで4000円切る(上が894バーツ、下が994バーツ)んだからありがたい。ホテル代も浮くしね。おすすめ。

 

ノーンカイから歩いて20分で出国エリアへ。

ノーンカーイに到着。周りには何もない。代わりにトゥクトゥクのおっちゃんたちがわんさか。市内に行くには便利かもしれないけど、国境に行くには歩きで十分。たまたまでかいリュックを背負った欧米人が前を歩いていたのでfollow him。15-20分くらいだろうか。歩けない距離じゃないよ。歌いながらご機嫌に。旅で大事なのは口ずさめる歌だとスナフキンが言っていたのを思いだす。

この先にdeparture terminalがある。ふとビエンチャンの宿を取ってないことに気づきアゴダであれこれいじるが、泊まりたかったホテルが満席でめんどくさくなったのでそのまま行くことにした。ウォークインというやつをやってみよう。

 

タイ出国 ー ラオス入国の流れ(簡単)

恐れることなかれ。とても簡単だ。

  1. パスポート見せて出国審査通過
  2. タイーラオス間を結ぶ橋を渡るためのバス代35バーツ払って乗車
  3. ラオス入国カードを記入、20バーツ払ってパスポート見せて入国審査通過
  4. ベルトコンベアに荷物乗せてチェック受ける

これだけ。本当に楽ちん。バッグから水を取り出す必要もない。そのまま、ゴー。入国カードの記入も神経質になる必要はなく、適当でいけた。

 

ここでまとめておくと、バンコクの駅からラオス入国までかかった費用は、

894 + 35 + 20 = 949バーツ。4000円くらい。いいじゃないですか。

 

さて、ラオス入国を終えるとSIMカード売り場。実はこの時点でまだタイのAISのSIMカードが若干機能しておりネットは見れた。そりゃそうよね、メコン川超えただけなんだから。ただ流石に市内まで行ったら使えないだろうし、ってことで購入。スピードは悪くないので買っておくと良い。

 

トゥクトゥクのドライバーたちが声かけしてくる。これに乗ってもいいのだが、こういうのは決まって料金が高い。バスがあると聞いたのでそれを探す。すぐ目の前にあったわ。料金は30バーツ。ラオスの通貨はキープだが、バーツも使えるの面白いよね。

 

タラートサオバスターミナル到着。おお、ここ知ってる!覚えてる!7年前の記憶が蘇ってくる。懐かしいなあ。ここがビエンチャンの起点であり、帰りのバスもここから乗ることになる。

 

予想外の換金レート

さあ、キープが欲しいぞ。両替所はどこだ。歩いて数分のところにあるタラートサオモール。驚いたのは、空調が効いてない!暑い!タイはもちろんのこと、大体東南アジアの屋内はガンガン冷えてるものなのだが、ラオスは例外ということか。オッケー。良さげなカフェもないのでとっとと両替だ!円よりもバーツで両替した方がレートが良いと聞いたのでバーツでやってみた。

 

驚いた。なんと、相場レートを超えてきたのだ!なんだこれ!試しに円で聞いてみたら相場より下だった。普通そうだよな。それを超えてくるってのは、やっぱりキープ安ってことなんだろうか。もちろんニコニコ両替。いいぞ!

1バーツ576キープ。普通はこれより低い金額でやり取りされるのだが、、、

 

1バーツ651キープ。なんじゃこりゃあああああああ。こんなことあるのね。

 

とりあえず今回はここまで。次回はビエンチャンで食べたものなどを。

これまでも、そしてこれからもタイにはお世話になるのだ

2023年年末のタイの旅、後編!ウドンターニーからノーンカイに突入するところから。

 

前編はこれ。

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タイの小学校にお邪魔

ノーンカイといえば、メコン川ですね。手前がタイ、川の奥がラオス。異国がすぐそこにあるというのは、島国出身ジャパニーズにとってなんとも不思議な感じがする。


ノーンカイに来るのは2度目だ。1度目は数年前にラオスに陸路入国する際に訪れた。バンコクから寝台列車でノーンカイまで行き、そこからラオスビエンチャンに入国するのはよく使われるルートである。その時はただの通過ポイントだったのだが、今回は街を探索する。

 

友人と合流し朝食を済ませたあと、サラケオク公園へ案内してもらった。

進撃の巨人!!!

指が蛇!

私に似ている。。。

 

観光を終えると小学校へ。友人は小学校の先生をしているのだ。日本語の先生だと聞いていたのだが、あまり需要がないそうで今は算数や歴史など全般を教えているらしい。科目ごとに先生が分かれてないのは日本の小学校と同じシステムだな。授業を見学しても構わないということで、教室の隅っこにお邪魔させてもらった。まずは歴史の授業だ。


いやあ、大変だ!みんな落ち着きがない。授業が始まっても席に座らない生徒はいるし、平気で私語をする。1人の女の子はずっとこっちを見てきて目が合うと恥ずかしがって目を背けるを無限に繰り返していた。先生(友人)はマイクを使って何やら声を荒げている。スイッチの入った表情だ。よそ者の私は先生と生徒のエネルギーのぶつかり合いを面白がりながら眺めていた。


歴史が終わったら、次は異文化を学ぶ時間。なんと私、教壇に立つことになってしまった!おいおい聞いてないよ〜まあそんなことになるとは思っていたけどさ。人前も子供も苦手だけど頑張ってみた。適当に自己紹介をする。私のタイ語、なんとか彼らに通じているようだ。そのあとは質疑応答。いろんな質問が飛んできてはそれに答えていく。女子は静かにニコニコしてて、男子がギャーギャー騒いでいる。子供のエネルギーってすごい。ほんの数十分だったのだが、へとへとになってしまった。「これを毎日朝からやる私の気持ち、わかる?」と友人に言われた。参りました。先生、大変だ。

 

最後は算数の時間。小数点を交えた4桁の足し算引き算だ。懐かしい。せっかくなので私も問題用紙をもらって彼らと一緒に解いた。もちろん満点だ。へへ。「笑ってんじゃいよ、苦戦している生徒に教えてあげて!」ということで、教えて回ったりもした。数字は世界共通。大して喋れなくても意思疎通ができる。楽しい楽しい。

 

授業終了。下校の時間だ。日本の場合、授業が終わると生徒たちだけで下校すると思うのだが、タイでは親が迎えに来る。誘拐があるって聞くからねえ。

 

友人の娘ちゃん

友人が娘を迎えに行き、そのあとは一緒にメコン川沿いでムーガタ鍋。娘ちゃん6歳。人見知りをしないわんぱくな子で、お母さんに怒られてもめげずに我が道をいく。その姿が可愛く、そして面白かった。むき出しのエネルギーって気持ちがいいね。日本だとあまり見ないから新鮮だ。


ご飯を食べたあと、高台に登ってメコン川を眺めようと娘ちゃんに言われる。めんどくさかったので「ああ、ごめん、高いところ苦手なんだよねえ」というと、ニコッとして「私の手を握っていれば怖くないよ、大丈夫だよ」と言われてドキッとしてしまった。壁ドンされてキュンとする女子の気持ちがわかったような気がした。いや、違うか。子供の無垢でストレートな言動に照れてしまったのは自分でも驚いた。子供から学ぶことはたくさんある。


さあ、バンコクに用があるから帰らなければならない。バスターミナルに移動して夜行バスに乗り込む。そしたら娘ちゃん、号泣だ。たったの数時間一緒にいただけなのにそんなに泣いていただいてありがとうございます。また来るね。まあ次来た頃には私のことなんてすっかり忘れているだろうが。良い思い出になった。


パタヤのマッサージ

そのあとはバンコクに戻って用をこなし、残り数日はパタヤへ。エカマイから28番のカウンターでチケットを買い突撃。毎度このやり方で行くのだが、今回は給油ということで途中10分ほど降ろされた。今までこんなこと一度もなかったのに。。。なお、1本前の便もその次の便も止まっていたのでこれが通常のようだ。

 

結局3時間近くかかってパタヤに到着。泊まるホテルを伝えたらソンテウのおじさんたちに断られる。いいよ別に、bolt使うから。タクシーが来るまで15分ほどかかるようなので、腹ごしらえ。肉まん20バーツ。美味しい。

もっと食べたい。なのでクリームトーストを。35バーツ。作るのに10分かかる。笑顔ゼロだが、とても美味しかったので問題なし!

 

さて、特に目的もなくパタヤに来てしまった。とりあえずマッサージでも受けるか。バンコクだとマッサージの相場は300バーツ(1200円ちょい)だが、パタヤだと200、フットマッサージだと150でいける。ありがたい。

 

日本でマッサージに行かないので常識やマナーがわからないのだが、タイではフットマッサージを受ける際、客がスマホをいじっていることが多い。まあリラックスしに来てるし問題ない気もするけど、人にマッサージしてもらながらイヤホンしてアニメ見るとかどうなんだろう。なので、基本的には眠ったり会話を楽しんだりしている。

 

マッサージ店。60分のフットマッサージをお願いした。担当の女性は愛嬌のある人で英語も少し話せた。会話が弾む。楽しい。気づいたら60分ずっとおしゃべりしていた。こんなこと初めてだ!心身ともにリフレッシュしたあとはお水をもらってまだ喋る。「全然焦らなくていいよ。ずっとここにいてもいいんだよ」と言ってくれたのでダラダラしていた。こんなに居心地が良いマッサージ店は初めてだ!

 

しばらくすると彼女は路上で客の呼び込みをするということで、私もやってみることにした。マッサージ。マッサージ。

やってみて分かったのは、呼び込みに対して嫌な顔をしたり無視したりするのはよろしくないということだ。もちろんお客さん確保のためにやっているのだが、同時に暇つぶしだったりコミュニケーションを楽しみたかったりもする。欲しいのはユーモアなのだ。欧米人はスマイルを向けてくるし、韓国人は指でミニハートを作ったり、両手を使ってハート型にしてきたりする。その男がイケメンだったりすると、女性陣が一斉に黄色い声援を飛ばす。なるほど、こういうことかと。ちなみに日本人はだいたい照れ笑いである。それじゃダメなんだよ。良い経験をした。


他にも美味しくて安いカオマンガイ屋を見つけてはしゃいだり、ジョムティエンビーチ周辺を散策したり、渋谷を発見するなど自由気ままに過ごした。楽しい。

ここら辺、9割以上が欧米人。まるでロスに来たみたいだ。行ったことないけど。

 

泣いてしまった

そんなこんなで数日を過ごし、いよいよ帰国が近づいてきた。ああ楽しかったな。今年大学卒業だし、そろそろタイ旅行も卒業かと思っていたが何言ってやがんだと。タイにいる時間はハッピーそのものだ。楽しい、温かい、美味しい。日本だと週1ペースで金縛りに遭うが、タイだとそんなことはなくよく眠れる。日本には空港にお見送り・お出迎えしてくれる人はいないが、タイにはいる。タイに来るたびにタイ人のコミュニケーションに癒され、救われている。

私が元ひきこもりであることと、タイが好きなことには関係があると思う。今でこそ外に出れるようになったわけだが、引きこもり脱出の過程で固めてきた箇所がある。そこを日本人の多くはプライバシーとかマナーという名目で触れずに通り過ぎるのだけど、タイ人は突いてくる。最初はうひゃーと思ったが、意外と悪くない。固めた箇所が緩んできてのコミュニケーションはよりフレンドリーになり、どんどん距離が近づいていく。その成功例が蓄積していくと、人間に対しての信頼感が芽生えていく。なんというか、タイ人との関わりを通じて人間関係の学び直しをしている気がする。タイに行くようになってから「優しくなったね」と言われることが増えてきた理由はそこにあるんだと思う。

 

私の人生からタイの要素を取り除いてみると、かなりひんやりとしたものになる。前から日本以外に拠点が欲しいと思っていたが、いつの間にかタイはホームになっていた。タイは私のハッピーに欠かせない大切な国である。

そんなことを思ったら、お酒を飲んでいたこともあるのだろうが、涙が出てきた。エモい。エモいよ!良い旅だ!ありがとうタイランド!!

 

というわけで、2023年年末の旅、終了。タイとの付き合いはこれからも続いていくだろう。これまでも、そしてこれからもタイにはお世話になるのだ。腰が曲がってもな!

初めてのイサーンへ!タイの旅 at the end of the year 2023

仲間由紀恵主演のドラマ「TRICK」に出てきそうな写真から始めていこう2024年。

 

去年の年末、タイに行ってきた。本当はマレーシアやインドも考えていたのだけど、荷物が多かったことと喘息が悪化したことによりonly thailandになった。贅沢に2週間以上。年末年始は飛行機が多少値上がりするが、早めに取っておけば実はそうでもないし、何より1週間近くももらえる休日を日本で過ごすのは勿体無い。時間は大切に。

 

いつもはバンコク周辺にいることが多いのだが、今回はバンコク郊外と初のイサーン地方へ!定宿にしていたホテルが3割近く値上がりしてしまったし、人混みも苦手だし、毎度バンコクというのも飽きてしまったのでここいらで新しい風を!タイ語検定3級に合格したこともあるね。何のためにタイ語を勉強したんだよ、ローカルに飛び込め!

 

バンコク郊外で引きこもるという過ごし方

何人かツイートしている人を見かけたが、本当に最近のバンコクは値上がりしている。それに加え、円安だ。もう1バーツ4円超えが当たり前になってしまった。チキショウ。でも、まだ大丈夫だ。ちょっと郊外に行けば安宿は残っていることが今回の旅でわかった。もちろん多少の不便はあるのだが、そんなものは大したことじゃない。アクセスの悪さは、むしろ引きこもるにはうってつけ。壁の薄さはノイズキャンセリングイヤホンやヘッドホンで問題なし。エアコンとベッドとWi-Fiがあれば快適に過ごせる。いや、Wi-Fiですら空港で使い放題simカードを買ってテザリングすればカバーできる。いつもAISの使ってるけど、速いよ。日本から持ってきた魚の缶詰やプロテインをバクバク食べながらひたすらパソコンで遊び、飽きたら外をふらっと散歩して暖かい年末を味わう。すごくリフレッシュできたし、いくらか痩せたりもした。この過ごし方、アリだ。

 

初のイサーンへ!

それに飽きたら、イサーンへ。バンコクからコンケンまで夜行バスで突撃だ。コンケンに来て驚いたのは、人や車が少ないこと、そして全てがコンパクトにまとまっている街の構造だ。

 

私は車を運転しないのでどこに行くにも基本的には公共交通機関を使うか、あるいは歩くことが多い。タクシーはあまり使わない。そんなスタイルでもコンケンは問題なかった。バスターミナルも駅もcentral plazaも朝市もホテルもカフェもマッサージも大体が固まっている。運動がてら歩きながら街を散策するのが楽しかった。特に何の観光もしてないのだが、観光ではなく現地の生活を体験するのが私のスタイルなのでこれで良い。3〜4日ゆったり滞在していた。年越しもコンケンだったのだが、花火がバンバン上がり地響きがして最初戦争でも始まったのかと思った。日本とはノリが違う。

駅近くの昼間の道。こんなに空いてるのバンコクで見たことないわ。快適!

 

朝市。

central plazaの巨大クリスマスツリー。クリスマスツリーと薄着というのは日本じゃ味わえない組み合わせ。ちなみに私はTシャツに短パン、サンダルだ。

 

ピカチュウ、のちにウドンターニーでも会うことになる。

 

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タイ人はフレンドリーだ。マッサージ店に行ったらおばちゃんと仲良くなりLINE交換、そしてご飯を食べに行ったりなどした。こういう時にタイ語が使えて良かったなあと思う。現地の知人とも会ったのだが、何の連絡もなくやってきてしまったので「なんでもっと早く言わないの!言ってくれたらあちこち案内したのに!」と怒っていた。とりあえず一緒に昼食を食べ、これから電車でウドンターニーに行くと伝えると、美味しいクロワッサンの店に寄って「お腹が減ったら食べなさい」と色々持たせてくれた。思いやりが嬉しいねえ。

おしゃれなお店。ここのクロワッサンとプリンが美味しかった。バンコクに戻ったら行きたいと思ったらコンケンにしかないようだ。

 

125バーツ。つまり、500円ちょっと。高い!でも美味しかった。

 

コンケン駅から電車でウドンターニーヘ。駅員さんとても優しかったな。旅の良し悪しは出会った人の質で決まるところもあるので結構大事なところだ。誰と出会うか、何が生まれるか、そんな不確実性も旅の魅力だったりする。

 

ウドンターニー駅に着いた。どうやらここもコンパクトシティのようだ。イサーンの街の特徴なんだろうか。

なぜか駅の改札を出ると流しがあって手を洗える。お店がいっぱい楽しい楽しい。

 

ウドンターニーにバンコクホスピタルがある。謎だ。まあ東京ディズニーランドは千葉にあるわけで、世界はそんなものかもしれない。

 

駅から歩いて10分ほどのところにある。ここからノーンカーイ行きのバンも出ている。

 

ピカチュウ登場。central plazaはピカチュウが好き。

 

Wow! Elephant!! ショッピングモールの向かいにゾウがいる世界、良いねえ。

 

本当はウドンにも3泊くらいしようと思ったのだが、バンコクに戻らなければいけない急用ができたので帰ることに。なのでウドンは1泊のみ。駅周辺をふらついただけで終わってしまったけど、まあ知り合いもいないしこれくらいで。

 

バンコク行きの夜行バスを予約しようとした時、ノーンカイの友人からたまたま連絡が来た。

「今どこにいるの」

「ウドン。だけどもう帰るよ」

「haaaaaa、ノーンカイはすぐだから来てよ」

「いやでもバンコクに戻らないといけないし」

「いいから来てよ近いんだから!」

確かにせっかくここまで来たわけだし、ノーンカイにも興味ある。行ってみよう。

 

というわけで、翌日の朝7時、central plazaからバンに乗ってノーンカイヘ。

 

続く。

2024年になった

Happy New Year!2024年になった!もう既に1/12が終わってしまって相変わらず時の流れは早い。むしろ加速している。火葬場で燃やされる前にあれこれやらねば!

 

とにかくまとめることが苦手なのでTwitterだけが捗りブログは一向に進まない。まあでも年末年始くらいは書いておきたい。書こう。

 

去年は目玉が出血したり労働意欲が無くなったりしてあまり良い年ではなかった。心身ともに健康大事。日本語教師になるという案も浮上したのだが、わざわざタイの大学に出向いて現役教師にインタビューした結果、希望が削り取られる話ばかりでやる気が失せてしまった。いい道だとは思ったのだが。。。労働システムのアップデートは特に見られず、変わり映えのない1年だった。まあこの停滞感は2023年頭の段階で予想はしていたわけだけど。

 

もちろん良いこともあった。大学卒業が無事に決まったとか、タイ語検定3級にようやく合格したとか、あとは懸垂がちゃんとできるようになったことも良かった。これらは地味なんだけど、じわじわと幸福に繋がるタイプのやつ。タイ語検定受験はもうしない予定。過去問に載っているのが答えだけで解説どころか訳すら載ってないのは酷すぎる。やってらんないよ。

 

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去年の文章を読むと、インドネシア語を学んだりメキシコ旅行を企てていたようだ。語学は楽しい旅行も楽しい。最近はようやく重い腰を上げてスペイン語の勉強を始めた。メキシコ旅の日程は未だ未定だが、大体突発的に盛り上がって突撃するのが目に見えているのでそれまでに最低限の語学の準備を。語学の習得には時間がかかる。じわじわ仕込んでいこう。

 

今年は大学を卒業する。長かったようで短かったようで長かった日々が終わる。じゃあそのあと何をやるのかというと何も決まっていない。内定を持っているわけでもない。せっかくなんだし何か生活を変えたい気持ちはある。でも去年同様それが具体的じゃないから何も起きないかもしれない。

 

そんなふわふわした気持ちで2024年スタート。

 

そういえば、今年は「遠慮せずハッピーに生きる!」とTwitterで呟いていたので、それでいきましょう。

芋屋金次郎を喰らい尽くせ!

芋けんぴで行列ができる店があるのを知っているだろうか。名を芋屋金次郎という。甘いもの好きとして是非とも食べてみたい!ということで、芋けんぴシリーズを買い漁ってきた。

 

店舗は日本のあちこちにある。今回は日本橋店へ。

imokin.co.jp

 

メニューはいろいろあるのだが、芋けんぴシリーズは現在5種類。特選(ノーマル)、黒胡麻、塩、黒糖、そして揚げたてだ。ちなみに、揚げたてだけ500円、あとは小袋300円。

 

こうやって多数のメニューがある時、私は一回で全種類食べてどれがナンバーワンか決めたくなる習性がある。「次回は違う味を食べよう!」なんて呑気なことは言ってられない。日を改めたら味を忘れてしまうじゃないか!やるなら一気に!というわけで、忘れないうちにメモメモ。

 

結論から言うと、ナンバー1は揚げたて。ただ、黒胡麻も捨てがたい。つまり、スタンダードか黒胡麻が次もリピートしたい味だった。

揚げたて。優しい味がするスタンダードな味。美味い。

 

胡麻芋けんぴの甘みと黒胡麻の香ばしさがとても良い。好み。

 

特選(ノーマル)。もちろん美味しい。揚げたてと何が変わるかというとそんなに大きな違いがない気もするのだが、揚げたての方がよりヘルシーな気がする。

 

塩。もっとしょっぱくても良かった気がする。

 

黒糖。もっと味が濃くていいかなと思った。

 

というわけで、結論はスタンダードか黒胡麻。なお、いうまでもなく他の味が不味いわけでは決してない。芋けんぴ、美味しい。お土産にもらったらめちゃ嬉しい。

 

全5種類を食べ終わった後で気づいた。「他の店のも食べないと芋屋金次郎が美味しいかどうかわからないんじゃないか?」

 

というわけで、先日長野の善光寺で購入したもの、コンビニで買ったものも食べてみた。

 

善光寺芋けんぴ。確か400円くらい。美味しい。が、揚げたての方にやや軍配が上がるか。

 

コンビニの方は写真を撮るのを忘れた。金額は200円いかないくらい。これは今までの芋けんぴとかなりはっきりと違いがあった。まず硬い。歯が悪い人にはよろしくない。それと、砂糖が少し重かった。

 

まとめ

芋けんぴは美味しい。コンビニのでも十分美味しいが、行列のできる芋屋金次郎の芋けんぴはさらに美味しい。個人的には揚げたてか黒胡麻がお気に入り。

穴に落ちたりもしたけれど、インドネシアは良い国でした

つい先日まで11月とは思えない暑さで夏と同じ格好で生活していたのに、ここ数日で一気に冬が来た。それと関係してるんだかしてないんだか、心身の調子も悪くなってきた。労働意欲も消えてしまった。なんだよチキショウ。とりあえずヒートテック上下に電気膝掛けで乗り越えていきたい。

 

さて、9月にインドネシアに行ってきたのでその記録を。元々このブログは旅ブログとして運用予定だったのだが、すっかりめんどくさくなってしまってバンバン先送り。もったいないよ。DONE IS BETTER THAN PERFECT!

 

 

入国

インドネシア入国には、ビザと税関申告が必要だ(2023年9月)。ビザはアライバルビザもあるし、事前にオンライン申請するものもある。元AKB48篠田麻里子のインスタストーリーでオンライン申請をしなかったがために並んだという投稿を見たので、よしオンライン申請でいこう!

 

ところが、申請がうまく行かない。パスポートの画像を載せる必要があるのだけど、何度やっても「写真が不鮮明だ」と言われ却下される。あれこれ工夫しても埒が開かないので放り投げた。いいよ、アライバルビザで!

 

バンコクからジャカルタへ入国。急いでビザカウンターへ向かうと、誰も並んでいない。ガラガラだ。500,000ルピア(約5000円)なんだけど、日本円で払うと6000円かかる。ルピア持ってないしめんどいからいいか。払ったら即ビザ発行。スムーズだ。入国の際は「いつ帰国するのか」「どこに泊まるのか」の2点だけ聞かれた。来週ですよ、マンガブサールですよ。それでok。一応帰国便のチケットがないとダメなことになってるようだが、提出は求められなかった。助かった。あとは事前にサクッと申請できる税関申告のQRコードをかざすだけ。簡単だ。

 

simカードとgojek

入国。まずは少額だけ換金をする。ルピアは桁が多くてめんどくさいが、ルピアから0を2つ取ると日本円になる。10,000ルピア=100円の計算でとりあえずオッケー。だいたいどこの国も空港レートは良くないので最低限だけ換金してあとは市内でナイスな両替所を探すのがおすすめ。ジャカルタでいうと、グランドインドネシアとblockMにある。

 

ルピアを手にしたら、次はsimカードだ。私は楽天モバイルを使っているので2GBまでなら問題なく使える。しかし、インドネシアで誰もが知っている便利アプリgojekを使うには現地の電話番号が必要だ。よし、買おう。

 

ここで、1つ問題が発生する。「gojekのアカウントもう作れない」問題だ。gojekを使うには現地の電話番号とメアドが必要になる。今回私は3度目のインドネシアなので、既に2つメアドを消費しており、もう持ってない。となると、昔作った2つのアカウントのどちらかにログイン、またはそれを消してメアドを1つ解放してやる必要がある。しかし、simカードで付与された一時的な電話番号など覚えてないので、ログインも削除もできないのだ。マジかよ。でもこれっておかしくて、じゃあトラベラーは来るたびに新しいメアドを用意してこないといけないのか。そんなバカな!あ、simカードの番号をメモしておいて、旅が終わるたびにアカウントを消せばいいのか?でもすげえめんどくさくないかそれ。。。

 

店員さんに聞いてみる。どうすりゃ良いんすかね。すると、「ちょっと貸してくれ」と。タプタプタップ。ほんの数十秒で問題は解決した。え、どうやったの!

 

「大事なのは電話番号なんだ。メアドなんてなんでもいい。だから適当に入力してやったぜ。へへへ」なんと、その場で適当なアドレスを創作して入力したらしい。amazing!

 

これで、最低限のルピアとgojekが使えるスマホを手に入れた。よし、市内へいこう。

 

市内へはブルーバードタクシーで

タイならスワンナプームもドンムアンもだいたい勝手がわかるのだけど、インドネシアは経験が少ないのでイマイチ地理がはっきりしない。ブルーバードタクシー一択ということだけを頭に置いてあちこちぶらぶら。ちなみにスカルノハッタ空港は夜中に到着しても人もいるし明るいし、特に身の危険を感じることはないので快適だ。

 

途中、タクシーの勧誘がわんさかやってくる。どこの国にも見られる現象だ。で、こういうのはだいたい断った方が良い。no thanks。すると、1人の青年が日本語で話しかけてきた。

 

「お兄さん、どこ行きますか?」

「マンガブサールまで行くよ」

「おお、近いね。うちが一番安いタクシーだから、こっちきて」

「いや、俺はブルーバードタクシー探してるんで。ブルーバード乗り場どこ?」

「ブルーバードもウチも同じだよ。こっちきて」

「同じなの?じゃあいくらなの?」

「5000円!安いでしょ。こっちきて」

「wkwkwkwk。高すぎだよ!さようなら」

「え、じゃあ特別に4000円で良いよ」

「まだ高いよ。もうついてこないでね。さようなら」

 

適当に交わしつつ歩いていたら、見つけたぜブルーバードタクシー乗り場。特に乗り場のサインは見当たらないが、だいたい乗客の列が出来ているので探すのは難しくない。今年の1月に来た時も笑っちゃったんだけど、本当にブルーバード一択。よそのタクシーはたくさんスタンバイしてるんだけどガラガラで、ブルーバードだけが長蛇の列。どんだけローカルタクシー信用されてないんだよ!!!

 

列の最後尾のおっちゃんに「ここってブルーバードタクシーの列ですよね?」と聞くと、yes!と。さっきの日本語話せる青年はまだ後ろにいる。

 

「ほら、たくさん待つでしょ。私のタクシーならすぐだよ」

「だから、君のは高いからいらないんだよ。さようなら」

 

すると、さっきのおっちゃんが青年にキッと睨みを効かせた。青年、渋々去っていった。おっちゃん、強い。「Where are you from?」と聞かれたので「Japan」と答えると、ohhhh japan!とニコニコ、歓迎された。どうやら日本のことが好きらしい。最近落ち目のジャパンだけどそうやって歓迎してもらって嬉しいっす。

 

ブルーバードタクシー乗り場にはスタッフがいて、丁寧に誘導してくれる。運ちゃんも感じのいい人だ。覚えたてのインドネシア語を試しつつ、夜の空いている高速道路を駆け抜ける。ホテルまでは1800円だった。あの青年、2倍以上の額を請求してきたということになる。相場を知らないと騙されちゃうのはどこの世界も一緒。海外慣れしてない日本人は日本語で話しかけてもらうと安心しちゃってついつい信用しちゃうこともあるから気をつけよう。

 

ちなみに、後に現地の人からブルーバードじゃなくてもgrabとかgojekも使えるからそっちの方がいいと言われた。でも、空港って確か特別ルールが働いてアプリ使えなかったんじゃなかったっけ。次、試してみるか。

 

blockMが快適すぎた

今回訪れた地域は、ジャカルタ、ボゴール、チカラン、ジョグジャカルタ、そしてソロ。

 

まずはジャカルタインドネシアの首都だ。前回は北部を中心に過ごしたので、今回は南部。有名なショッピングモールにblokMがある。近くには日本食もちらほらあるエリアだ。お姉ちゃんと遊ぶ店もあって、駐在員たちはそこでヒャッハーしてるとかしてないとか。

 

このblockM、初めて来たのだが大好きになってしまった。いつ行っても空いてるカフェがあり、しかもWi-Fi速い。充電も可能で、ゆったりとした時間が流れている。飯も安い店がちらほらあって困らないし、高レートの両替所もある。チカラン行きのバス停も有名なマッサージ店kokuo(国王)も近所だ。素晴らしい!ジャカルタ滞在中は毎日通って日記書いたり予定立てたりダラダラしていた。my home!

いいよねえこういう空間。

 

ほか弁!

 

天丼美味しい。

 

相撲ラーメン。

 

思っていたよりずっと美味しいし、300円でお釣りくるので安い。

 

ドーナツ屋さんもある。

 

ここのレートは本当に良いのでおすすめ。

 

お金を入れると運転できる。遊園地やキッズスペースならわかるけど、普通のショッピングモールで子供たちが運転している光景は新鮮だ。インドネシアは子供たちに寛容で大事にしている印象がある。

 

近所にある有名マッサージチェーン店kokuo。日本語を話せるスタッフもいたりするので気楽に行ける。タイマッサージより痛くないので個人的にはこっちの方が好き。

 

高いやつもやってみたけど、一番安いコースが正解。1400円はちょっと高い気もするが、タイマッサージも最近は300バーツ(1200円超)で、さらにチップも渡さないとなので同じくらい。ここはチップを一度も請求されなかったので払わなくても大丈夫なようだ。

 

朝7時、宿近くの路上にてコーヒー販売。スタバなんていらねえよしゃらくせえ。こちとらストリートで飲むんじゃい!美味しいし、インドネシア人はタイ人以上にフレンドリーなので会話もできて温かい時間を過ごせる。

 

ジャカルタはガンガン地盤沈下しており、ある説では2050年に沈んでしまうとも言われている。なので現在首都移転計画を実行中だ。ではジャカルタ人がゴミの分別をしっかりしているかというと、全くそんなことはない。

 

コカコーラゼロが大好きなのだが、なぜかインドネシアには500mlが売られていない。どこに行っても缶かミニサイズのものしかない。ほとんどの人にとってはどうでもいいかもしれないけど、私にとっては不満点。タイではちゃんと売られているのに。

 

安いホテルだから文句はないけど、ここに座れる人っているのだろうか。

 

ボゴールの植物園 KEBUN RAYA BOGOR

私が旅をする主な目的は観光ではなく、現地の人とのコミュニケーション、異文化や生活習慣の観察と体験にある。なので、あまりこういうところは行かないのだけど、現地の友人に案内されたので行ってきた。

 

この公園はやたらにデカいので、自転車や原付、スクーターなど様々な乗り物をレンタルし中を回るシステムになっている。

 

luup

 

なんかイカすのでこれにしたのだが、めちゃくちゃスピード遅くて笑ってしまった。高齢者用だと思う。

 

インドネシアでもカメとウサギがスピード表現として成立するのか。面白い。

 

ジャカルタはバイクや車だらけで空気がよろしくない(前回来た時、持病の喘息が発動した)ので、緑に触れられるのは嬉しい。

 

解放感がありますな。

 

チカランで穴に落ちました

チカランは、ジャカルタから東に車で1−2時間のところにある。工業地帯で日本人もそこそこ住んでるような街。タクシーだとジャカルタから2000円以上かかるのでちょっとだるいが、先ほど紹介したblockM近くからバスが出ており、それだと500円かからない。そっちの方が断然おすすめだけど、でも時間通りにバスが来なかったりもするのでそこはお気をつけて。インドネシアの時間はゴムの時間、伸び縮みするのです。jam karetと呼ばれており、現地の人に愚痴ったら割とウケた。

 

バス停近くにあったお店。安い!

 

gule daging sapi。辛いのが食べれないのだが、これは美味しかった。ココナッツカレー的なやつ。そしてマンゴージュースも激うま。タイに行くと毎度飲むんだけど、それよりも美味しかった!これで300円は安い!店員さんも穏やかニコニコで情報くれたりもしたナイスガイだった。また来たい。

 

バス停。

 

こんなものが。

 

なぜチカランを訪れたのか。理由はただ一つ、人に会うためだ。チカラン在住の知り合いが多く、彼らは仕事で忙しいためジャカルタには来れない(意外に遠いしだるい)。おけ、じゃあ暇人の俺が行くよ、というわけである。面白い時間をたっぷり過ごせたので良かったのだが、ただ一つ、大きなトラブルがあった。

 

穴に落ちたのである。

写真で見ると小さい穴だし、なんでこんなところに落ちたのか。説明しよう。

 

バスでジャカルタからやってきた。時間は18時。すでに周りは薄暗い。バスから降りるとそこは車の交通量が激しい大通り。バンバンじゃんじゃん走っている。怖い。基本的にインドネシアは歩行者用の信号がなく、通りを渡る時は気合いが必要なのだが、この交通量だと身動きが取れなさそうだ。

 

予定では知人が私をピックアップし、美味しいお店に案内してくれるとのことだった。でも、この交通量で果たしてピックアップなどできるのだろうか。場所を移動した方がいいのではないか。よし、移動しよう。Googleマップをチェックしながら、上の写真の緑の箇所を歩く。どこがいいかな、どこがいいかな。そうして彷徨っていると、突然あるはずの地面が消え、ずこっと落下した。うわああああああああああ。左足の脛を強打した。痛い!痛い!折れたかもしれない!!!見てみると、ドバドバ出血してやがる!ひょえええええええ。

こんな感じ。本当に不意打ちだったので思い切りぶつけた。

 

唸り声をあげたが、交通量の激しい通りだ。車の音でかき消される。チキショウ!めちゃくちゃ痛いが、同時に笑いが込み上げてきた。一体何をやってるんだ俺は。。。

 

とりあえず持っていた水とトイレットペーパーで傷口洗浄。出血はだんだん落ち着いてきたが、それより内部が痛い。骨は折れていないようだが、90キロ以上ある全体重が脛に直撃なので損傷が激しい。既に1ヶ月以上経過しているが、まだ少し痛いし腫れている。マジかよ。

 

そのあとはなんとか場所を移動し、無事にピックアップしてもらって「OMG! What happened!」とか言われつつ美味しいお店に連れて行ってもらって良い時間を過ごした。ちゃんとコンビニに寄って消毒液も買ったのでまあ一安心。

 

暗いしブレブレだけど、水上レストランみたいな感じになっていてなかなか洒落ている。昼間来た方が良さそうな店。

 

美味しいけど、やっぱり辛い。。。

 

インドネシアに来ると必ず何かが起きる。初回は財布を丸ごと紛失しえらいことになり、2回目は喘息が悪化し、そして今回はスマホ歩きで穴に落ちた。楽しい国。

 

ジョグジャカルタではルピアの桁を間違えて悶絶

ジョグジャカルタへようこそ!

 

ジャカルタからジョグジャカルタへ行く手段は、飛行機と列車がある。飛行機だと1時間、列車だと6−7時間くらいかかる。金額はそんなに違いがなくて、飛行機だと6000円〜1万円くらい、列車だとクラスにもよるが3000~5000円ほど。パパッと行きたい人は飛行機がおすすめ。ただ、飛行機ってチェックインや手荷物検査などめんどくさいし、delayもしょっちゅう起こるし、何より私は飛行機が好きじゃないので今回は列車で。

 

ガンビル駅から早朝発。stasiun = station.

 

eksekutifクラス。良いやつ。5000円くらいした。

 

車内。座席は狭くはないし、結構揺れるけどまあまあ快適。ただ気をつけなくていけないのは、めっちゃ寒いということ。半袖短パンサンダルだと間違いなく風邪をひく。急いでヒートテック下を履いて、上にユニクロのウルトラライトダウンジャケット。ちゃんとマスクもつけて防寒。これでなんとか凌いだ。

 

通路側の席だったのが、車掌さんが気を利かせて景色を楽しめる窓側の席を案内してくれた。優しい。

 


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お腹が減ったので機内食ナシゴレンを。あまり美味しくない。

 

景色見たり寝たりであっという間にジョグジャカルタ駅に到着。暑い!ジャカルタよりはっきりと暑い!

どこかインドを思い出させる駅の構内。

 

街をぶらつく。ジャカルタと違って人が少ない。街並みは沖縄に似ている気がする。


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広い道に出ると、ジョグジャカルタの名物お菓子BAKPIAの店が乱立している。お土産にみんな買っていくようだ。

 

 

ふわふわ生地。中にはチョコクリーム。美味しい。

 

これはパイ生地。個人的にはこれが一番好き。後で書くけど、taman sariで買ったもの。

 

さあ、そろそろホテルを決めよう。行き当たりばったりスタイルなので大体ホテルはその日に決めることが多い。agodaで検索をかけたら、良い感じのホテルが1500円で見つかった。わおおお、ジャカルタより物価が安いとは聞いていたが、まさかこんなに安いとは!すぐに予約して、ホテルへ直撃。支払いはアプリではなくフロントでということで、綺麗なお姉さんに1500円(150,000ルピア)を支払った。

 

すると、お姉さん苦笑い。何か言っている。何よ。え、お金が足りない?そんなことないよ、150,000ルピアでしょ。足りてるよ。え、うそ、マジかよ。。。予約確認メールをチェックしてみる。1,500,000ルピア。。。そうだ、1万5千円だ。。。のぎゃあああああああ。

 

すんません、ちょっと桁を間違えてしまったのでキャンセルできますでしょうか。

 

できません。現金かカード、どちらにいたしますか?」ニコニコ。

 

しょうがない、カードでお願いします。。。

 

ブルーだ。予算が一気に吹き飛んだ。ただ寝泊まりするだけで、しかも1人で、15000円。。。お金の無駄だ。。。やっちまった。。。

 

気分を変えるのに時間がかかったが、もうどうにもならない。15万円じゃなくて本当に良かったと考えよう。今を楽しむんだ!というわけで、ホテル付属のプールに行ってがむしゃらに泳いだりした。良い思い出になった。ルピアは桁がデカいから気をつけろ!

 

確かに広いが、15000円の価値があるかというと、ない。

 

水温が低いためか、私以外誰もいなかった。存分に暴れてやったぜ。

 

泳いだら腹減った。近くの食堂へ。mie godongというものを頼んだら沖縄そばのような味で美味しかった。

 

ジョグジャカルタといえばボロブドゥールなのだけど、めんどくさいから行かなかった。やはり観光にはあまりやる気が湧かない。代わりに近場のtaman sariというところへ。

 


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ここのbakpiaが本当に美味しかった。また来たい。


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マンゴージュースも美味だった。この写真だけ見たら沖縄だと勘違いする人多そう。インドネシアにはシーサーらしきものもあるし、「そーめんチャンプルー」のチャンプルーはマレー語(あるいはインドネシア語)で「混ぜる」という意味だ。琉球王国時代に何か繋がりがあったのだろうか。

 

そうそう、有名なマリオボロストリートも歩いた。馬を見たのはマニラのイントラムロス以来。。お化け屋敷にVR、美味しいサテもあって楽しいストリート。


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ソロで先生に会う

最後はソロだ。ジョグジャカルタから電車で1時間ほどの場所にある。なんでここに来たかというと、インドネシア語の先生が住んでいるからだ。

 

今回のインドネシア旅行をより良いものにするため、2週間ほど前からインドネシア語のオンラインレッスンを受けていた。インドネシア語は独自の文字はないし発音はローマ字読みだし動詞の変化もないので、世界で一番簡単な言語とも言われている。2週間だけでもちょっとした会話ならできるようになった。やったぜ。その先生がたまたまソロに住んでいるということで、じゃあ会いましょうと。インドネシア人、本当にフレンドリーだ。

 

ソロに到着してまず驚いたのは、駅にキッズスペースがあることだ。本当にインドネシア社会は子供を大事にしてるなぁと感じる。この国での子育ては日本よりもずっとやりやすいのではないか。そうそう、チカランで出会った通訳の人、親戚が100人以上いるらしい。「もしジョグジャカルタで何かあったら連絡してね。ジョグジャは私のホームタウンだから、100人くらいはすぐに集められるよ!」マジかよ。インドネシアはビッグファミリーだ。そういえば、日本で夫婦別姓が認められない理由の一つに苗字を一緒にしないと家族の絆が壊れるというものがあるらしい。これは杞憂で、インドネシア人の中には苗字を持たない人が珍しくない。苗字がなくたって、ビッグファミリー、ラブファミリー。それがインドネシアだ。早く夫婦別姓認められれば良いのにね、ジャパン。

電車を降りるとすぐに視界に入ってきて、本当に驚いた。

 


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先生から少し遅れるとのメッセージ。知ってるよ、jam karetだからな。それにしても暑い。涼しいカフェで待ってたいのだがカフェがない。しょうがないからファンだけが回っている暑い駅の椅子に座って待つ。

右奥に見えるのはpray room。イスラム教徒たちがお祈りする部屋だ。9割近くがムスリムであるインドネシアならでは。

 

 

「着いたよ、駅の外のモスク前で待ってる」とのことなので、出発。オンラインでは毎日会っていたが実際に会うのは初めてだ。少し緊張する。

 

いた。小さい体でニコニコ、ぶんぶん腕を振り回している。いつも通り、いやそれ以上に元気だ。緊張が吹き飛んだ。あまり時間もないので、ぱっぱとご飯を食べにいく。彼女はバイクで来ていたので後ろに乗っけてもらう。ちっこい女の先生の後ろにでかい男の生徒が乗る光景はなんとも見栄えが悪い。おそらく体重は倍以上違う。彼女がひっくり返ってしまっても困るからそれは事前に伝えておいたのだが、「全然問題ないよ!私はスーパーウーマンだからね!」と強気だ。結果、一切ふらつくこともなく完璧に店まで運んでくれた。さすが!

 

インドネシアで有名なヌードル屋さんらしい。ガチョアン。確かにジョグジャカルタでも見かけた。

 

ほとんどのメニューが100円未満。マジかよ安すぎる!

 

udang rambutan。確かに見た目がランブータンっぽい!味はあまり覚えてないんだけど、確かふつうだった気がする。

 


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めちゃくちゃ解放感があってすっかり気に入ってしまった。ずっとダラダラしてたい。

 


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初めて見た形式のトイレ。ただ水道があるだけ。steve jobsも驚きのシンプルさ。

 

食事を終えると、近くのショッピングモールへ。

ソロパラゴン。後ろに見えるのは丸亀製麺。丸亀は東南アジアにバンバン進出しているよねえ、食べたことないけど。

 

びっくりしたのは、焼肉ライクがあったこと。焼肉ライクといえば、去年私が焼肉サブスクに加入して1ヶ月毎日焼肉を食べた店だ。ジャカルタやジョグジャならわかるけど、こんな地方にもあるなんて!ちなみに、インドネシアの前に訪れたバンコクでも見かけた。知らない間にバンバン海外に進出しているんだな。

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なんでも今日はお祭りが行われているらしいのだが、翌日始発の電車で帰国しないといけないので長居はできない。パパッと眺めたあと、帰路に着いたのだった。

 

ちなみに、実は先生、前日夜にもジョグジャカルタまで来てくれて一緒に夕飯を食べた。そこのご飯代、そしてこの日のご飯代交通費含めて全て彼女の奢りだった。「いやいいよ俺出すよ!」と言っても「あなたはゲストなんだからいいの!」ということだった。優しい。

 

過去最高にめんどくさかった帰国

今回の帰国ルート、過去最高にだるいものとなっている。というのも、まずシンガポール、そしてホーチミン、最後に東京という乗り継ぎの嵐。しかも、これは直前にtrip.comに確認したのだが、なんと全ての国に入国する必要があるというのだ。つまり、シンガポールに入国しチェックイン、出国。ホーチミンに入国、チェックイン、出国。そして東京に入国する必要があるのだ。私はてっきりジョグジャカルタで東京までのチケットがもらえると思っていたので狼狽えてしまった。マジかよ。。。てか、間に合うのだろうか。聞いてみると、一応各空港には最低乗り継ぎ時間なるものがあるらしく、それに沿ってプランを作っているので計算上は間に合うとのこと。しかし飛行機の遅延や出入国のもたつきがあった場合、搭乗不可の可能性がぐいーんと上がる。飛行機会社の都合で遅延した場合は保証があるようなのだが、天候の問題などは対象外となると。簡単にいうと、やばい。やっちまった。。。普段は1区画ごとにチケットを購入するので乗り継ぎはほとんど経験がないのだが、こういうことになるのか。。。まいった。。。

 

しかし、やるしかない。やるしかない!行くぜ!

 

というわけで、急いでシンガポール入国に必要な書類の申請。ぱっぱと。荷造りも終えて、いざ空港へ!

 

ジョグジャカルタには空港が2つある。私が帰国に使ったのはyia。市内からかなり離れており、タクシーだと高額になる。なので、多くの人間は電車を使う。ところが、このチケットはキャッシュレスアプリじゃないと購入できない(おそらく)。早速アプリをダウンロードしてあれこれ試すのだが、私が持っているクレジットカード4枚、全てerror。もちろん国内では使えるし、海外でもどれかは使えるのだが。。。ここら辺は次回の課題。インドネシアはキャッシュレス社会でみんなアプリでサクサクやってるので私もその便利さを享受したい。インドネシアに強いクレジットカードはどこにある?

 

そんなわけで、先生に代わりにチケットを取ってもらった。何から何までterima kasih。

 

porterなる人たちが重い荷物を代わりに運んでいた。このサービス初めて見た。

 

 

かっちょいい空港だ。

 

まずはシンガポール行きまでのチケット発券、手荷物チェッククリア。急げ急げ。あれ、出国手続きがないまま広場に出てしまった。なんだこれ。ジョグジャカルタは出国審査がないのか?

 

もちろんそんなはずはない。この空港の作りはちょっと変わっていて、手荷物検査を終えたらまずは国内ターミナルに入る。ここでお土産も買えたりする。で、その端っこに国外用ターミナルへの入り口があるのだ。ここには門番がいて、ある程度出発の時間が近づかないと入れないのだ。めんどくさ。

鉄壁の守り。

 

しばらくしたら門番から許可が出てゲートを潜る。すぐに出国審査がある。なるほど、そういう構造か。さよならインドネシア

 

シンガポールに着いた。8年ぶりだ、あっちゃんかっこいい。久しぶりに日本より裕福な国に着いたのでちょっとワクワクだ(一人当たりGDPシンガポール世界第6位、日本は32位)さあ時間はないぞ、急げ!走れ!

世界の1人当たり名目GDP 国別ランキング・推移(IMF) - GLOBAL NOTE

日本は該当するのでスムーズに入国できるらしい。

 

めっちゃシンプル。

 

本当にスムーズに入国できた。感動した!!!

 

さあもたもたしてはいられない。なんとしても日本に帰国しないといけないのだ。予定では深夜に羽田空港に到着し、その足で早朝から仕事なので遅延は許されない!チェックインカウンターに突撃。シンガポールホーチミンと、ホーチミン〜羽田はベトジェットエアーで同じ会社なので羽田まで一気に発券してくれるかと思ったが、ダメだった。何やら規約があるらしい。スタッフによっては融通利かせてくれそうな気もするが、まあダメならしょうがない。入国して20分もたたないうちに出国。なお、出国審査も入国と同じようにスムーズだった。市内には出ていないが、すでに私はシンガポールLOVEである。

 

手荷物検査も他の国と一味違う。ふつうは電子機器を外に出す必要がある。私の場合、パソコンやiPad miniなどなど。結構めんどくさい。ところがシンガポールはリュックから出す必要なし!すごすぎる!ここの空港システムを作った人は、めちゃくちゃストレス耐性が低い人か、あるいは快適さを真剣に考えられる人だと思う。こんなにスムーズで気持ちの良い空港は初めてだ。他の国々もぜひ見習ってほしい。

 

Wi-Fiも強い。おしゃれな音楽がかかり、いい匂いもする。ああこれが先進国か。。。


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凄まじく快適なチャンギ国際空港だったが、ベトジェットはしっかり遅延。チキショウ!腹を立ててもしょうがないからトイレでのんびり用を足して出てきたら、ファイナルコールだよ。んだよもう!

 

というわけで、ホーチミンのタンソンニャット空港に到着。1時間近くの遅延。急げ急げ!走れ!

はい、長蛇の列。ここはシンガポールではないのでチンタラ待たないといけない。しかもフリーWi-Fiがない。ああ、I miss Singapore...シンガポールのシステムが世界標準になってほしい。。。

 

締め切り10分前に無事入国、急いで走ってチェックインカウンターに滑り込む。なんとかギリギリ間に合った。チケット発券。やったぜ。。。

 

羽田行きの飛行機ももちろん遅延。あーあ。まあいいよ無事に帰国できるならなんでも。結局羽田に着いたのは3時。始発まで時間があるが、座席はあちこちにたくさんあるし、警察が監視してくれているエリアもある。タリーズコーヒーも開いてるし、24時間openのローソンもあるのでそんなに不便はしなかった。


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まとめ

長々と書いてしまった。この時点で11700文字以上。やっちまった。今年に入って初めての旅日記だったので勝手が分からず、いいやもう詰め込んじゃえということでヒャッハーしちゃいました。まあ楽しかったからいいか。はてなブログには動画が貼れないのでyoutubeにアップロードする必要があるのだけど、それも久しぶりで楽しかった。

 

インドネシア、いい国です。まず、人が温かくフレンドリー。今まで16カ国訪れたけれど、No.1でしょう。タイよりもフレンドリー。インドネシア語は学習ハードルが低いのでちょっとでも覚えていくと歓迎してもらえます。子供好きな人が多く、社会全体で子供を大事にしていこうという気持ちがあちこちに感じられます。まさか駅にキッズスペースがあるとは!子供が騒いでいてもそれを厳しく叱ったりなどはせず、おおらかな雰囲気があります。少子化ジャパンとは大きく異なる点ですね。時間にはルーズです。まあそれは東南アジア全体に言えるような気もするのですが、個人的にはタイよりもスローな印象。jam karet、ゴムの時間は伊達じゃないぜ。飯は辛いものが多いのでちょっと困りました。私が一番好きなメニューはsate kacang。甘めのピーナッツソースがかかった焼き鳥です。それをご飯と一緒に食べるのが一番安全(100%辛くない)で美味しい。9割近くがイスラム教徒なので街でヒジャブをつけた女性を見るのは普通のことだし、お祈りの歌みたいなのが定期的に街に流れるし、駅や空港その他あちこちにお祈り部屋があります。これも日本と大きく異なる点。まだまだイスラム教というものは日本人に馴染みがなく、もしかしてちょっと怖い印象もあるかもしれませんが、いやいや彼らはとても優しい人たちです。来てみなよ。今までタイ好きな人たちにはよく出会ってきたけど、インドネシア好きには一度も会ったことがない。バリ島好きはちらほらいたけど、あそこは大半がヒンドゥー教なのでインドネシア好きとはまた違う気がする。おそらくまだみんなインドネシアを知らないだけなんじゃないか。アクセス悪いし、わざわざ来る理由もないからじゃあタイに行くみたいな。一度来てみなよ。エアアジアやその他LCCには頑張って日本〜インドネシア間の安いダイレクトフライトを作ってもらいたい。アクセスは大事。帰りの乗り継ぎ地獄は本当に参りました。1日に何カ国出入りしてんだあほか。でも良い経験になったし気合いの大切さを学びました。ちなみに、trip.comのカスタマーサポートはいい感じです。ネット経由で電話出来るし、ハキハキしっかり答えてくれるので。来てみなよ。

sate kacang and rice。gojekで注文してホテルで食べた最後の晩餐。めちゃうまい。

 

今度はソロで1泊したい。本当に街全体がだらっとしていて雰囲気が良かったので。新しい街にも行ってみたい。bandungとかsurabayaとか。厳格なイスラム教徒のエリア、acheも面白いかもしれない。次来るときはクレジットカード使えない問題もなんとかしたいすね。

 

そんな感じ。個人的にはタイの次に安心できる居心地の良い国となりました。タイが2nd homeなら、インドネシアは3rd home。居場所は増やすに限るぜ。

 

それでは、また次の旅でお逢いましょう。Sampai jumpa lagi yaaaaaa