atoiuma’s blog

人生あっという間。マイペースにおもしろく。

人生初の本多劇場、人生初のヨーロッパ企画公演!

久しぶりのブログで毎度書き方を忘れるがまあいいや。

 

ヨーロッパ企画第42回公演「切り裂かないけど攫いはするジャック」を観てきた。場所は下北、本多劇場だ。どちらも初めてなのでテンション高め。

 

ネタバレは御法度なので内容には触れないけれど、とても楽しくて何度も声を出して笑った。お客さんもとても温かく、会場全体が一体となって素晴らしい空間を作り上げていた。こういうの良いね。映画館だとなかなか難しい。

 

演劇はたまに見に行くのだけど、生の人間が目の前で身体を使って表現するのでエネルギッシュで熱量を感じる。どばああと熱を浴びてる気がして、それが結構好きだ。これは演劇特有のものかと思う。ちょっと元気になる。

 

私は元々引きこもりなので役者の対極にいるような人間なのだけど、だからこそ身体表現というものに関心がある。ぶっちゃけ物語よりも、役者さんの動きや発声、表情に釘づけだったりする。演劇は日常に比べて大袈裟である。普段はあんなに声を大きく出さないし、身振り手振りも控えめだ。泣いたり怒ったりするときに気の利いたセリフが澱みなく出てくる人は稀で、ひっくひっく言って喋れなかったり、ありふれた悪口しか出てこなかったりする。なので演劇を見てると、いろんな表現に触れられて楽しい。「ああ、こういう状況ではこんなセリフが言えるとかっこいいなあ」「ああ怒っている時ってそんな伝え方があるのか、今度やってみよう!」なんて発見もある。そういえば、鴻上尚史さんのワークショップに参加したこともあったな。懐かしい。

 

今年はヨーロッパ企画25周年という記念すべき年らしいのだが、私が彼らを知ったのはおそらく今年。何かの拍子に出会い、コメディ演劇をやる集団というのに惹かれ、昔見て面白かったサマータイムマシンブルースの原作を制作したこと、永野宗典さんが所属していることなどからさらに関心を持ち、youtube、そして映画「リバー、流れないでよ」を見て、そしてついに本公演に足を運ぶまでになったという流れ。良き出会い。

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とても面白かったので、次回の公演もぜひ参加したい。毎年行っているようなので、新しい行事として楽しみに生きていければ。こうやって好きなものが増えると、生きる理由(死なない理由)が増えるのでとても良いことである。希望を重ねよう。

 

あ、グッズも買った。良い感じだ。

毎公演Tシャツを買っていくの良さそう。