atoiuma’s blog

人生あっという間。マイペースにおもしろく。

私の市場価値

先日、とある会社の就職カウンセリングを受けてきた。

 

スタッフさんと面談した後、いくつか仕事を紹介してもらって応募するというスタイルのもの。

 

ずっと一人でネットで活動していたので、専門家の意見を聞きながら活動してみようということで向かったのだけれど、参った。。。

 

ボコボコ。

 

最初、「どういう業種に応募されているのですか?」と聞かれたので、「旅が好きなので旅行関係の仕事だったり、海外とのやりとりがあるところをメインにしています」と答えた。

 

そしたら、彼女の顔が一気に曇った。

「厳しいことを言うようですが、その業界は厳しいと思います。当社でもその業界の仕事は紹介することができません。なぜなら、その業界は花形で、大変人気があるからです。お客様は未経験ですよね?未経験な人でも大丈夫と記載されていたとしても、それはアクセスを集めるための口実であって、だいたい無理なんですよね」

 

わお。そうなのか。

 

私「でも、転職サイトで気になる企業をチェックしておくと、そこからオファーが来ることもあるんですよ。それは私のウェブ履歴書を読んでその上で興味を持ってるからオファーしてくれるってことですよね?」

 

女性「いや、違います。それって人間がやってないんですよ。キーワードとかを見つけて機械が勝手にやってるので」

 

わお、そうなのか。じゃあ俺は勝手に期待していただけなのか。。。

 

女性「今まで何社受けましたか?」

 

私「大体10社ほど受けまして、いくつか面接しましたが、内定はもらってません」

 

女性「おお、10社も。。。それは多いですよ。。。大体5社くらいで決まります」

 

わお、そうなのか。

 

なんか話すこと全部否定されていく感じ。話せば話すほど会話が暗くなっていく感じ。こんな展開を予想していなかったので頭が痛くなってきた。。。

 

女性「お客様は、社員歴がないですよね。これってすごく大きな問題になるのですよ。アルバイトに価値はないのです。正直に申し上げて、お客様は大変厳しい状態にあります。もう仕事を選べる状態ではありません。好き嫌いなんて言ってる場合ではないのです」

 

私「あー、そうなんですか。私は私なりにアルバイトをしながら旅をして、有意義な時間を過ごせたと思っているのですが、そんなことは全く社会には通用しないのですね」

 

女性「はい、残念ながら。社員になってない理由をどうしても企業は考えてしまうのです。すると、働きたくないズボラな人間なんじゃないか、やるべきことをやれない人間なのではないか、能力が低いのではないか、という目線を持ってしまうのです」

 

私「なるほど。今までのお話で、私が高望みをしていること、市場価値が恐ろしく低いことはわかりました。では、あなたが考える私が取るべき最善手とは何になるのでしょうか」

 

女性「はい。もし旅行業をやりたいのでしたら、一度どこかで社員歴をつけるべきです。大体3年が目安になります。なんでもいいのでとにかく正社員になって、辞めないで働き続ける。やめるとさらに経歴が荒れるので続けることです。そして3年続いた後、再び挑戦すると入れる可能性があります」

 

結論

 

とにかくなんでも構わないから正社員になれ!そして辞めずに続けろ!話はそれからだ!ま、今のお前では選択肢なんてごくわずかだけどな!

 

とりあえず自分の市場価値が恐ろしく低いことがわかった。これは収穫である。ここから始めよう。

 

たった45分の面談だったけれど、どっと疲れた。